1996 LANCIA Y

ランチア・イプシロンが、3回目の車検で入庫してきました。走行距離は4万kmで7年経つので、エンジンの1回目の「リセット」としてタイミングベルトを換えることにしました。
日本では珍しい 1.4リッター4気筒エンジン。
テーマ8.32ならぬ、LANCIA 4.12(4気筒12バルブ)と書いてあります。
1気筒あたり3バルブ(インテークバルブが2本、エキゾーストが1本)となっています。わかりづらいですが、複雑な構造になっています。
交換用パーツです。ベルト以外にテンショナー、エアフィルタ、燃料フィルタ、カムカバーのパッキンもあります。
プラグを外してみたところ、中央の電極が減っているので新品に交換しておきます。
ランチア定番のアルカンタラがお洒落です。
ベルト交換完了。エンジンオイルとフィルタも換えました。
古いドライブベルト。全体に劣化していますし、一直線に割れ目が走っていました。
こちらが古いタイミングベルト。ひび割れしています。
最後の仕上げがエンジンルームのお掃除。MOTULの「Shine & Go」をスプレーしてウエスでさっと拭けば、黒い樹脂部分などがピカピカになります。メカニックのNさんのイチオシ。

実際にエンジンルームを開けてみる人は少ないでしょうが、きれいになっていたほうが気持ちいいし、ついでにオイルをチェックするなどして問題に気づくかもしれません。愛車の健康管理のきっかけになればという思いがメカニックさんにはあります。

1本1,200円です。エンジンルームをきれいに保ちたい方はどうぞ。