2002 ALFA ROMEO GTV CUP SERIE LIMITATA

イタリアから新品のツインスパーク16Vエンジンが届きました。

何のためかといいますと、

GTV CUPのブローしたエンジンを載せ替えます。
古いエンジンを下ろしました。インテークやエキマニ、補機類は外れています。(メカニックさん自身による撮影)
これが作業2日目の朝の状況。クルマの下に置いてあるのは新しいエンジンです。
こんなふうにクレーンで吊って持ってきたわけですな。左下にミッションが置いてあります。
ボディを前から見たところ。
空っぽのエンジンルーム。
新しいエンジンにミッションが付きました。
インテークの内部を清掃中。
中は破片などもあって汚れており、慎重に掃除したそうです。
スターターとコンプレッサー、イグニッションコイルです。
エキマニとオルタネータ。
フロントの足回りやマフラーなどバラバラです。
エキゾーストからバルブが見えています。
インテークなど必要な部品が取り付けられました。

「エンジンらしくなりました。載せるのがもったいないな〜なんてね。こうして組上げると楽しいものです」(メカニック談)

ちょっと目を離している隙にエンジンが載っていました。メカニックはわたしが知らないうちに作業を進めることに生き甲斐を感じているようです。(苦笑)

「はい、仲間をびっくりさせるのも楽しみのひとつです」(メカニック談)

その夜、遅くまでかかって完成しました。2日でエンジン載せ替え完了。

「今回、作業は頑張りましたが手抜きはありません!」(メカニック談)

GTV CUP SERIE LIMITATA (Limited) は17インチホイールに、ボディも専用エアロを纏っていて、なかなかかっこいいです。当時、ミラノ地区限定150台のみ販売されたそうです。

写真の右に映っているのがメカニックの(黄金の?)右腕です。
「今回は手だけ」だそうなので次回は足でしょうか。

最近またエンジンを下ろす機会が増えています。下ろさずに済むならば、そのほうが手間はかかりませんが、狭いところで無理するくらいならいっそ下ろしたほうがきちんと確実な作業ができます。下ろさないと見えないところもありますしね。


10月から12月にかけてガレージレポートのネタも大物が続きそうな気配がしていて楽しみです。