ALFA ROMEO 155TS 8V

ALFA155TS 8Vの足回り交換です。

この8Vはすでに15万km以上走って、ロワアームのブッシュが切れてトー(タイヤの左右角度)が動いてしまいます。タイヤへの力のかかり具合でタイヤが勝手に右向いたり、左向いたりするもので、右にハンドルを切っても左に行ってしまうということが起こり、たいへん危険です。

今回交換する部品。

足回りのショックアブソーバー(モンロー)、アッパーマウント2個、ロワアーム2本です。

右フロントのアップ。

黄矢印のブッシュが切れていてガタガタなので、バールで力をかけるとタイヤが左右に振れるのです。

古いロワアーム。
右ロワアームのブッシュが切れているのでステイがぐるぐる回転してしまいます。
一方、フロントのショックアブソーバーです。
バネを新しいショックに付け替えます。
右ロワアームが付きました。

黄色矢印の部分がスタビライザーのブッシュです。

古いロワアームを外すときにボールジョイントが固着して外れなくて苦労しました。
右リアの新しいショックアブソーバー。
右フロントのショックアブソーバーも新しくなりました。

古いアブソーバーは押し込んでもなかなか戻ってきませんでした。

フロントから見上げたところ。
アライメントを調整して、洗車して完成です。

これなら実際に走らせても15万kmの155とは思えません。つぎは20万km目指して走り続けてください。