1995 MASERATI GHIBLI 2.8

マセラティ・ギブリが左リアハブベアリング交換、左右リアショックアブソーバー交換のために入庫しました。

左リアの足回りを分解します。

サイドブレーキのシューが見えています。スプリングで引いてある部分が開くとサイドブレーキがかかります。しかし、サイドブレーキが甘いからといって思い切り引くとワイヤーが切れることがあるので要注意。

ショックアブソーバーのブッシュが切れて、受け側のアームが(擦れて)削れてきていました。ゴリゴリという異音とともに乗り心地も悪化していました。
左が外したショック、右が新しい(といっても中古品ですが)ショックアブソーバーです。
走行すると大きな異音を出すハブベアリングを外しているところ。

アームにハブを取りつけてあるボルト3本のうち1本が溶着していたため、アームごと外すことになりました。

外すとバラバラになってしまいました。

中央手前に置いてあるのが新品のハブベアリングです。

ハブベアリングを組み付けたところです。

黄矢印の部品を付けたり、外したりするにはSST(専用工具)が必要です。

そのSSTがコレ。今回使ったのは左端のものです。