ASTON MARTIN VIRAGE

アストン・マーチン・ヴィラージュのクラッチ交換を承りました。交換しなければいけない状態ではないのですが、クラッチのフィールを改善したいというオーナーさんのご要望によるものです。
うしろからトランスミッション(黄矢印)を見たところ。
マフラーを外して、プロペラシャフトとの接続を切っているところ。
外したマフラー、スターター、プロペラシャフト。
ボルトサイズがインチとミリが混在しているのがややこしいのですが、スターターを取り外すのも手探りでした。
ミッションが下りて、クラッチカバーを外すとフライホイールが現れました。
ミッションは真っ黒なのでクリーナー等で清掃中。
ミッションの反対側。手前の端にシフトレバーがつながります。
ここにシフトレバーの付け根が4本のボルトで固定されます。3本のシフトフォークを前後させる仕組みですね。
クラッチカバー、クラッチ板の新(上)と旧(下)。レリーズベアリングも交換します。

古いクラッチ板は磨り減ってはいますが、まだ使える状態でした。

クラッチ3点セットの部品を見る限り、とくに変わったところはありませんが、たいへん高価です。

これがシフトレバー側のリンク部分です。固定ボルトが狭い場所に上から止まっているので4本外すのは面倒です。

クラッチ交換後、たしかにクラッチを踏んだときのフィーリングは(交換前と比べると)すっきりしました。