SHOT 058 - 2005/06/29

ギブリの充電量が下がってきているのでオルタネーターを交換することになりました。
左前から見上げたところ。写真左側がフロントですからオルタネーター(黄矢印)はエンジンの左側についています。

ギブリや先代クアトロポルテのバッテリーは、毎日のように乗る方でも1年半、ほとんど乗らない方は1年で交換をお勧めしています。バッテリーが弱ると、それを補おうとオルタネーターが無理をして壊れてしまう(過労死する)のです。

バッテリー管理をクルマ任せにするとある日突然止まってしまうので、バッテリーは人間(オーナー)が交換時期を管理するようお願いします。通常13Vあたりを指している電圧計が12Vまで落ちるようになると危険信号です。

オルタネーターは取り付け精度も重要です。ベルトのかかるプーリーの位置をきちんと合わせないと、ベルトが外れてエンジンの首が絞まる恐れもあります。そんなふうに言うと「マセラティはおっかないクルマだな」と思われそうですが、注意すべき点を理解しておけばよいだけです。

ALFA156TSのシフトレバーがぐらぐらになって3速に入らなくなって入庫しました。

調べたところ、シフトコントロールユニットの樹脂が割れていたので交換することになりました。ユニットからは2本のケーブルが出ていて、シフトレバーの縦方向と横方向の動きをミッションに伝えています。

黄矢印の金具が本来もっと向こう側にはまっているのが(台座が割れてしまったせいもあって)手前に外れてきて、シフトの横方向の遊びが大きく、ぐらぐらになってしまったのです。

通常のシフト操作くらいでは割れることはないので、シフトレバーにかなり強い力がかかったと思われます。たとえば、助手席から運転席に乗り移ろうとして身体が当たったとか、重い鞄をぶつけたとか。

おまけ。裏からみるとこうなっています。