SHOT 096 - 2005/10/16

ALFA156GTAのセレスピードが最初はバックに入りにくくなり、そのうちCITYモードで運転中、4速から6速に入ったり、4速からいきなり1速に落ちたりするということで入庫しました。

左の写真はエンジン左側のバッテリーを外した下の部分。おなじセレスピードでも147TSのそれとは眺めがちがいます。6速ミッションだからでしょうか。

上の写真のすこし手前、エアフロメーターを外すとハイドロリック・アクチュエーターが見えます。今回の原因はこの動作不良だと判断しました。

3本+1本の(筒型の)ソレノイドでシフト操作を行います。

この新しいハイドロリック・アクチュエーターに交換しました。注入するオイルはセレスピード専用オイルです。

交換後、高速道路も含めて試運転し、いきなりシフトが飛ぶことがないことを確認しました。CITYモードで飛ぶことがあるとすれば、キックダウンしたときか、交差点の手前などで急に減速したとき4速から2速にフォンフォンと落ちるくらいでしょう。

高速道路で6速でゆっくり流している状態から軽くキックダウンすると4速に落ちます。そのままアクセルペダルをホールドしていると...とっても速いです。すばらしい!