SHOT 171 - 2006/03/13

大型二輪MT免許を取るために教習所に通いはじめました。今日が初教習。ちゃんとバイクに乗るのは15年ぶり。ダイジョーブかなぁ。

教習所で大型二輪の免許が取れるようになったときから「いつか取ろう」と思っていました。動機は単純。息子が二輪免許取得可能な16歳になったときに「俺は大型に乗れるんだぞ」と言いたい。ただ、それだけ。(笑)

写真の手前に写っているのがCB750。これが大型MTの教習車。むこうに写っている青いバイクがCB400で普通MT用です。今時のバイクはサイドスタンドが出ているとセルが回らないのね。(知らんかった)

大きくて重いけれど、足は着くしトルクがあるので扱いやすい。要はバランスの問題。(それがむずかしい)

これが二輪専用コース。朝から寒いと思ったら途中から雪が降ってきました。

1限目はバイクの扱い方から発進、停止のあと、外周を回ったり、8の字、S字、クランク ... チョット待って〜、ついていくだけで必死。

でも、堂々とナナハンに乗れるのですから気持ちいい。CB400を見ているとちょっぴり優越感に浸ることができます。とはいえ他人の心配をしている余裕はありません。

普通AT免許は400ccのスクーターなのですが、車体が大きいのでスラロームは逆にむずかしいみたい。気をつけないとボディのうしろがコーンに当たるんです。「ATだから簡単」とは言い切れません。

1限終了後の休み時間の様子。

続く2限目は坂道発進、急制動、スラローム、一本橋と課題が次々と出てきます。スラロームの7秒以下はクリアできたけれど、一本橋の10秒以上が1回しかクリアできませんでした。一本橋の練習も兼ねて坂道をできるだけゆっくり登ってみました。クラッチを切るときに握り過ぎると(つなぐとき時間がかかるので)いけないみたい。半クラッチの使い方がポイントですね。途中から左手がだるくて力が入りませんでした。

半クラッチのままアクセルを捻ったり、外周を3速のまま、半ばノッキングさせながら走らせるとか、わたしには耐え難いものがあるのですが「郷に入っては郷に従え」と申します。申し訳ありませんがバイクには我慢してもらいます。きれいごと言ってて検定に落ちたら話になりませんから。

2限目の最後に、立ち姿勢で波状路を1回だけ通ったらエンスト。ま、それでも15年ぶりにしては上等ではないでしょうか。一度も転ばなかったし。(笑)

バイクも水泳と同じで身体が覚えているようです。


400ccまでの普通二輪MT免許を持っているわたしが大型二輪MT免許を取るには12時間の実習を受けなければなりません。1段階が5時間、2段階が7時間。各段階の最後に「見きわめ」があって、それに通れば次の段階に進むことができるそうです。最後に検定に合格すれば卒業です。
週に一度しか通うことができないので時間はかかりますが、続けていればそのうち免許が取れるはず。とくに乗りたいバイクがあるわけではないのです。それよりもまず免許の制限をなくしたい。そうして初めて、排気量に捉われない自由なバイク選びができるような気がするのです。大型免許を取ったうえであえて原付に乗るのもアリかな、と。(笑)