SHOT 175 - 2006/03/20

大型二輪MT教習2日目。第1段階の3限、4限目になります。

教習用にヘルメットを買いました。ARAI SZ αIIIというジェットタイプ。コンタクトレンズで眼にゴミが入るとすごく痛いのでシールドは必需品。ところが何気なく買ったヘルメットのシールドはよくみるとライトスモーク。すこしでも色が着いていると教習に使えない(視線が見えないといけないらしい)ので、別売のクリアを買って交換しました。

第1段階はバイクの基本操作と課題の練習のようです。基本的に「波状路、急制動のあと、スラロームか一本橋のいずれか」の繰り返しでした。

波状路は大型二輪だけの課題。何本も角材が落ちているのを乗り越えるようなもの。立ち姿勢のまま、障害物を乗り越えるときにアクセルを開けて、下りたらクラッチを切っての繰り返し。膝でタンクをはさんで、両腕で軽くハンドルを押さえておけば姿勢が崩れることもありません。リズミカルに越えていくにはまだ練習が必要ですが、波状路はなんとかなりそう。いまだに苦手なのが一本橋。今日も10秒以上で通ることができたのは1回だけですが、途中で落ちるよりはマシ。落ちたら失格ですから。

大型スクーターの体験試乗もありました。

SUZUKI SKY WAVE 650 に跨るというより腰掛けて、サイドブレーキを外し、キーを一段捻り、左右いずれかのブレーキレバーを握ったままセルを回せばエンジンがかかります。スクーターですから右手のアクセルを開ければプルルル...と走り出します。押して歩くとすごく重いのに、走り出すと「ほんとにコレ650ccもあるの?」と疑いたくなるほど軽快。ただ両足はステップに置いているだけなので心許ない。これで一本橋やる自信はありませんが、グルグル走り回っているのは楽しかった。

乗車気分はクルマのMTとATの違いとほとんど同じ。大型バイクもATのほうが楽チンです。ただ、意外に車幅があるうえに地上高が低いのでCB750ほど傾けることができません。傾かないからコーナーを攻めるのはむずかしそう。え、そんな奴はいないって?

第1段階の必須科目「運転適性試験」というのを受けたのですが、IQテスト+性格診断テストみたいなものでした。まちがい探しやら、ひたすら斜線や三角を書いていくとか、引き算ばかりやっていくとか...たいへん苦痛でございました。やっぱり実地教習のほうが楽しい。

2限続けて乗ると(クラッチを握っている)左手が笑い出すので、ハンドグリップで鍛えることにしました。パソコンに向かってブラウズしているときは右手にマウス、左手にハンドグリップ。これで完璧!

教習で疲れた身体にBMW735は最高にやさしい。季節や天気に左右されることなく快適なクルマはやめられません。でも免許が取れたら「ナナハン」で(一度でいいから)ツーリングに出てみたい。E-wayamaの340Rといっしょに行きましょうか。雨を避けたいのは同じですから。(笑)