2001 ALFA ROMEO 156 SW Selespeed 納車整備レポート (2006/02)

油脂類、プラグ、バッテリー、ワイパーブレード以外に、5年目3万kmになるのでタイミングベルト一式交換も行います。

タイミングベルト交換を行うために分解していきます。

フェンダーに傷がつかないように青い保護テープを貼ってあります。

タペットカバーとベルトカバーを開きました。

思わずしげしげと見入ってしまいました。オイルが汚れてます。

2リッター直列4気筒ツインスパークエンジンなので、大小プラグが4本ずつあります。
接写に挑戦。中心電極が楕円状に磨耗しています。

カムにすこし擦れた跡があるのはオイル管理が悪かったせいでしょう。でも、この程度であれば大丈夫。ちゃんと手当てしておきます。

オイルはエンジンの血液です。汚れたオイルはオーナーが交換してあげてください。

カムシャフトプーリー等を外した状態。
新しい交換パーツ。左上からタイミングベルト、その右がバランスベルト、ウォーターポンプ、左下がタイミングベルトテンショナーベアリング、バランスベルトテンショナーベアリングです。
古いウォーターポンプは水漏れの跡(黄矢印)がありました。
ウォーターポンプを外した跡。ベルトで内側の羽根を回して冷却水を循環させます。
新しいウォーターポンプを取り付けました。
新しいタイミングベルト(幅の広いほう)とバランスベルト(幅の狭いほう)を張りました。

パッキンを新しくしてタペットカバーを閉じ、新しいイリジウムプラグもつけました。

すべて組み上げてエンジンルームを清掃しました。

他に、セレスピードポンプリレーも交換しました。バッテリーは納車直前に新品に交換します。

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