ALFA ROMEO 155TS SUPER 16V 納車整備レポート (2006/06)

アルファロメオ155の納車整備を行います。

現在の走行距離は6万km弱。タイミングベルト一式、ウォーターポンプ、プラグ、Fブレーキパッド、バッテリー、エアコン回り(コンプレッサー、リキッドタンク、ホース)、油脂類を交換します。色褪せているフロントエンブレムも交換したいと思います。

これからALFA155に乗ろうとお考えの方は、トラブルの不安を取り除き、気持ちよく乗るために、最初にきちんと「リセット」することをお勧めします。

作業前のエンジンルーム。
古いブレーキパッド(左)はきれいに使い切っているので、新品(右)に交換します。
新しいブレーキパッドを取り付けたところ。
タイミングベルトカバーを開きました。
右フロントタイヤハウスから覗いたクランクシャフトプーリー部分。

エンジンのタペットカバーを開いてカムが現れました。

オイル管理の悪い車両の場合、隅が真っ黒になっていることがあります。外からは見えませんが、エンジンの健康管理上、オイル交換は重要です。オーナーがきちんと管理してあげましょう。

1番シリンダーの上死点でカムを(専用工具で)固定してから古いタイミングベルトを外します。
タイミングベルトのテンショナーベアリング(左)とアイドラーベアリング(右)。いずれも下側が新品です。
新しいベルトを張りました。
プラグの新(下)と旧(上)。
エアコンフィルターも真っ黒だったので交換します。
ガス漏れしているコンプレッサー(左)も新品に交換します。
これがエアコンのリキッドタンク。左の新品に交換です。
エアコンのホース類です。
せっかくコンプレッサーとリキッドタンクを交換しても、じきにホースからガス漏れしたのではつまらないので、半ば予防整備の意味も兼ねて交換することにしました。

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