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2008.4.9
reunion (e-cars)
いつもよりずいぶん早いe-carsです。今回は自分でも震えが来るほどの再会をしたお話です。そしてこの話はこれから始まるドラマの幕開けに繋がるのです。
先週の土曜日にルッソにて整備完成車両の引き渡し後、お客様と談笑中に出た話題に反応し秘蔵のアルバムを引っ張り出しました。その中には少年時代の自分が撮影したクルマ、クルマ!クルマ。いわゆるスーパーカー世代の記録が残っています。ロータスヨーロッパを中心に、マセラティメラクSS、カムシン、ボラ。ランボルギーニカウンタック、ミウラ、ウラッコ、イオタ。ランチアストラトス、アルファロメオモントリオール等々無作為に写しまくられて残っていたりします。金城埠頭や長島で写した写真以外にも道路だったり、人様の家の前だったりもします。
何故だかポルシェの写真は少なく、934レーシングと914−6の走り去る姿、そしてどなたかの自宅横に佇む白いポルシェの写真。
何故写したかは覚えています。ダックテールに魅かれて写しました。そう、73カレラと勘違いして。今でこそ見分けられますが10年前までは964と911の違いすら説明できない程度の認識なのですから、当時もそのレベルだったのでしょう。
そのクルマの写真を何気なく眺めていたらフッとナンバーに見覚えが!おぉっ!このナンバー見たぞ。あわわっ、ルッソに今あるまさにこのクルマだ。震えました。
実に34年の時を超えて今手元にその写真のクルマが来ています。再会しました。燃料ポンプの入荷待ちでずっと待っていた930ポルシェ。縁あって自分の手元にやってきたクルマですから次の方を責任持って探そうと考えていました。コンディション確認からリセット作業をレポートしていく話も決定しており既にエンジン関係のリセットは済ましていました。
しかし、この運命の再会により次の方が自動的に自分に決定しました。クルマの神様にシートを授けられた気持ちでいっぱいです。
なんだか興奮していて話がうまくまとめられない状態ですが、こんな嘘みたいな話があるからクルマは楽しい。
近々930レポートが始まります。昨夜燃料ポンプが交換され走ることができました。
思わずその写真を写した場所を訪れ、一人思いを巡らせました。クルマってこんな想いを乗せて走れる素敵な一面もあるんです。
1974年の自分にも再会してきました。
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