もう随分長い時間をこの車と過ごしてきた気がします。

Lussoの創成期に結構手強いクルマリストの上位を占めたのはこのモデルとビィトゥルボマセラテイでした。
その頃からお客様の中の強者が挑んでは仕上げ、仕上げては手放すを繰り返して今に至るモデルとして付き合った来ました。

今回入庫したこの「ハチサンニ」は弊社では希少な初期モデルで、型式ももちろんですがドアミラーやインテリアも相違ない非常にレアな個体と言えます。
怖いもの見たさで購入するクルマではなく、一度所有してその素晴らしさを知ると手放してなお、再び挑みたくなる頂のごとく心を騒がせる一台と言えます。

今回のご案内の先に嫁いでいく事が決まれば、またその先で一人の幸せなオーナーを喜ばせたり悩ませたりするのでしょう。

このクルマが弊社のホームページに出た時に一瞬でも気になったり二度見した方には心の平穏が訪れるのかもしれませんが、その時までこのWeb上でお楽しみくださいませ。