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この280CEはメルセデスベンツが日本での自動車界隈の頂点に近い位置に君臨していた時代の雰囲気やクルマ造りが感じられるモデルとなります。
頑丈で安全安心なクルマだと言われ続けたドイツ製の車の中でも、メルセデスベンツの存在感はずば抜けていたように感じます。
当時の多くの富裕層に好まれ、「ヤナセ」がブランドでもあった時代のいわゆる「外車」という存在を誇示していたメルセデスベンツ。今ではその各モデルにはその頃の威光はなくスマートな輸入車としての選択肢の一つとなっています。

この280CEは二けたナンバーと呼ばれる昭和64年に完了した管理番号を持つ一台となります。名古屋ナンバーを引き継いでいただける場合には「３３」ナンバーにて引き続き継承が可能です。
この車両の経歴をはかり知る上での一つの参考としてこの「３３」ナンバーの意義はあると思います。長く一人の方に大切に保有されてきた一台が持つ独特のオーラが佇まいから感じられる一台なのです。
人気不人気の枠の外に存在するクルマの価値観を理解できた方にとってこの一台はクルマを楽しめる選択肢かと思います。
メルセデスにはメルセデスの楽しみ方や遊び方、乗り方があります。そのクルマに合わせたご自身の趣味を満喫していただければと願っております。

この280CEは入門モデルとしてメルセデスの良き時代の世界観をご提案いたします。