今月は今年の最高にハードな一日が今日という滑り込みのE-carsです。

会社が全休日となった事でワンオペで一日の仕事をこなし、夕方に近い午後から福井へ。
そしてトンボ帰りでLussoに一台運び込みそのまま岐阜へ。

久しぶりにこの時間にE-cars。

こんな働き方は今の世の中では絶対に許されないとは思いながらも、実に昭和な一日を過ごし考えた事は、こんな感じだった毎日を懐かしく思う事。
1996年の3月からはこの毎日が日常でしたが、その前の勤務環境も大きくは変わらなかったと記憶しています。

よく働く、よく遊ぶ、毎日なんかしらはワクワクしていた事が懐かしい。

世代を超えて引き継がれていくモノに興味があり、それは特にこれと決められている訳でもなく自分の中で保存するルールが作られている気がします。
クルマやバイクに時計、ミニカーや本と雑誌。自分が好きで手元に残しているモノは何であれ自分の生きた痕跡として存在しているように思えますが、そんなに大げさではない事なのかもしれないなと言い訳を繕いながら増えている事は事実。

趣味が高じてコレクターとなったり数が多すぎてコレクターになるレベルには程遠いのでこれからもコツコツと増やしていく事が趣味なのではないかと思います。

働き方を考えているうちに今の日本の残念な現状にも向き合います。

早く強い世代が現れてこの低迷する日本をドラスティックに変えて欲しいと心から願います。出る杭とか、誰かと比較してとか関係ない新しいけん引力を持った世代が経済と教育の環境を再構築して欲しい。

今の円安で国内の素晴らしいコンディションの名車たちは海外へと流出しています。クルマだけではないと思いますが、クルマは本当に減ってしまっています。
せっかく日本で愛でて保管して守り抜いた真珠のようなクルマたちはお金の力関係が大きく左右しその大半が国外へと運ばれている状況です。

仕方ない事ですが、そろそろこの流れに歯止めをかけて国内に留保する方法を考えた方が良い。
乗る時間だけをタイムシェアする、数名での区分所有を明確にして一台をその所有者で維しなが、整備やコンディション管理をしながらその投資に見合う価値を創造する。

これからはクルマが変わる気がします。新しいクルマは常用へ、趣味のクルマは守られていく。

疲れが吹っ飛ぶような企画が生まれてくれたらと願っています。

明日から師走。
今年を走り切ります。