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2020.6.30

ヘッドライトの豆知識  其の1


ABARTHのヘッドライト


みなさまこんにちは、山内です

梅雨も後半にさしかかりました。雨の降りも梅雨の本降りの本日です。


今日のブログのテーマは「ヘッドライト」です

今年の4月以降、新型車のオートライトが義務化されたことをご存じですか?

現代の車では当たり前についている機能だと感じる方も多いと思います。義務化されるオートライトは、

走行中は機能をオフにすることができない基準。だから周囲が暗くなると必ずヘッドライトが点灯するのです。

ただ、停車中はヘッドライトを消したいという状況もあるでしょう。その場合はオフするスイッチを使うことができます。

しかし、周囲が暗い状況でクルマが動き出すと自動的にヘッドライトが点灯する仕組み(スモールランプでの走行はできない)としなければいけません。

ライトのつけ忘れを防ぐためです。

最近の新型車では、手動でオフにしても手を離すとスイッチが勝手に「AUTO」の位置へ戻るタイプと「OFF」のスイッチが無い車が多いそうです。

そのオートライト化されたヘッドライトですが、実に様々な機能を各ブランドが持っています。

今回は様々なブランドの中でも第一弾としまして「アバルト」のライトシステムについてご紹介したいと思います。

ABARTHのオートライト「OFF」はありません!

現在よく見るABARTHのヘッドライトは主に2種類

逆三角形のインナーが独特なH7ハロゲンプロジェクターヘッドライト

1,200ルーメンの明るさになります。

より多くみられるのが目じりに銀パーツのある↓

キセノンプロジェクターヘッドライトです。

2,000ルーメンを超える光源又はLEDモジュールを備えた下向き前照灯は、

ヘッドライトウォッシャーとオートレベリング機能を搭載しなければいけないそうです。

逆を言えばABARTHのキセノンプロジェクターヘッドライトは明るい!ということになります。

機能としては

「オートレベリング機能」

リアサスペンションの沈みと連動して光軸を動かす事でライトの光軸浮きを防いでくれます

「ウォッシャー」

汚れや雪などでのライト面が覆われることを防ぐためです(ライト点灯時にウインドウウォッシャーと連動します)

が搭載されています。


※1,200ルーメンと2,000超ルーメンの違い

1ルーメンは1メートル先のロウソク1本の光という単位なのでバルブの持つ光の量(光束)

逆三角形のH7プロジェクターヘッドライトは1メートル先に1,200本のロウソク

キセノンプロジェクターヘッドライトだと1メートル先に2,000本以上のロウソク

が灯っている明かりということになるのですが、山内いまいちイメージが湧きませんでした・・・


次回は「PORSCHE」のライトシステムを掘り起こしてみようと思います。

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