時々エアコン(コンプレッサー)を使うようになって以来,なぜか燃費が良くなりました.4.1km/lが4.3km/lに5%も向上!(笑)
- ■ 雨の原宿
昼間は止んでいた雨がまた降り出した.こういうときリモコンでドアロックを解除できるのは便利.急いでドアを開けて運転席に滑り込みます.
イグニッションを1段捻って数秒待ってからセルを回すといつものようにエンジンがかかります.排気音が低く唸ってる.シートベルトを締め,ブレーキを踏んでシフトレバーをPからRへ引いてからサイドブレーキを戻してバックでゆっくりと駐車場から出ます.
いつもは西新宿1丁目交差点から甲州街道に入って帰るのだけど,今日は北参道から明治通りに入って原宿へ向かいます.
北参道での右折待ちでは対向車が間近をすり抜けてく.それでも左ハンドルだと怖くない.その代わり助手席のパッセンジャーは怖いかも.(苦笑) 左ハンドルの問題は右折待ちで対向車が見えにくいこと.155だと見えないこともなかったけれど164ではさすがにきびしい.そのときは慌てずに信号が変わるのを待つべきです.
それにしてもワイパーがガゴゴゴゴっと盛大に鳴くのはなんとかならないかな.連続モードだとマシだけど間欠モードではひどい.うるさいから手動で時々動かしていたのですが「こんなことしてたらワイパーのスイッチが壊れちゃう」.
よく見ると右のブレードが上がってくるときにゴム面がしなることなく突っ張ったまま,ガラスに貼りついたシールを剥がそうとするかのように擦っている.これじゃ新品ブレードでも音を立てるに決まってる.構造的な問題.ワイパーを押さえるバネが強すぎるのか,アームの角度が悪いのか.強引に右アームを(アーム先端からみて)反時計回りにねじってみたら鳴かなくなりました.間に合わせでは長持ちしないので今度雨が上がったらアームを外して調整してみましょう.
千駄ヶ谷を過ぎて軽く右にカーブすると原宿近辺.やっぱりクルマが多いな.竹下通り口のすこし手前で164を停めたい.ハザードを点けて,路肩に見つけた隙間に滑り込みます.リアを深く突っ込みすぎるとステアリングが思ったほど切れずにやり直しになるから要注意.
今日はインターネットで見つけたお店に頼んであった商品を取りに来たのです.
このあたりは渋谷区神宮前3丁目.NHKの連続ドラマ「晴れ着,ここ一番」の舞台になったあたりですね.原宿には面白いお店があるから好きなのですが週末は大混雑するから,わたしは平日しか近寄りません.
Assist Onというお店でLEGO ZNAPというレゴの新製品を買いました.従来のブロックとちがって棒をつないでいく仕組みだから簡単に大きなものが作れます.(写真の全長50cmのヒコーキがZNAP,手前の小さいのがLEGO MINDSTORMでロボットが作れる).それにモーターで動くんですよ.アイディア次第で凝ったものが作れるから大人でも楽しめる.子供たちといっしょに遊んでいます.(笑)
★ ★ ★
大きな紙袋を抱えてお店を出て164に戻り,荷物はリアシートに放り込んでエンジンをかけます.
雨でなければトランクに入れるんだけど.そういえばトランクが時々閉まりにくいことがある.鍵のフック部分をぎゅっぎゅっと押さえると直ります.とにかく荷物があるときはクルマは便利です.あれ,ガソリンが減ってるぞ.明日かあさってには入れたほうがいいな.と,右に出ようとしたら「で,出れん」.バックで入ったそのままだったのに一度切り返しました.
右車線に入って左手にGAPを見て神宮前交差点を右折.原宿駅と明治神宮をかすめて代々木公園を突き抜ける.山手通りで池尻まで下って246号線に入ってもいいのだけれど,このまま井の頭通りを行くことにしました.
道路の拡幅工事中のようだけど,この通りも車線が狭い.山手通り〜環七間は歩行者と対向車の両方に注意しなければなりません.冷たい雨のせいでリアウィンドウが曇ってきた.熱線のスイッチを入れながら「あ,断熱フイルムを貼ってから熱線は効かないんだっけ」.ついにはフロントグラスの周囲も曇ってきたから湿気を取ろうと冷房を入れました.(寒い)
環七通りで左折して小田急線のガードを渡るべく世田谷代田駅へ向かう脇道へ.と,目の前にど〜んと大型トレーラーが現れました.びっくりしたなぁ.左にピタっと寄ってやり過ごします.そのまま赤堤通りを直進して自宅へ向かいます.
自宅近くの駐車場に164を止めてイグニッションを切るとホッとします.「今日も一日事故もなく無事だった」.神様に感謝する瞬間です.
★ ★ ★
たまにはいつもとちがう道を通って帰るのもいいですね.どこを通っても混むのはおなじ.銀座を通ったときにも感じたのですが,人通りの多い雑踏のそばをクルマで通り抜けるのって好きです.いつもとちがう風景に見えるのと,その街の広がりが実感できるのが面白い.
晴れても降っても,お気に入りのクルマで,お気に入りの音楽を聴きながら走ることができれば,わたしはシアワセです.