自宅もNTTの「フレッツISDN」で常時インターネット接続になりました.電話代を気にせずにつなぎっぱなしにできるので快適です.と思ったら次はADSLらしい.あまり深く考え込むとインターネットなんか使えません.その時々でリーズナブルだと思えるサービスを享受していけばいい.
- ■ 164のある風景
- それはクルマもおなじだと思うのです.ベストではなくベターを求めていけばいい.そのうちに自分なりのベストにたどり着きます.(笑)
あるメーカーにこだわりを持って乗り続けたり,あるモデルのオーナーになることを目指すのもいいけれど,わたしはその時々で縁のあるクルマ,興味のあるクルマに乗って楽しめればそれでいい.その水先案内人をEワヤマさんにお願いしています.未知の世界のほうがずっと広いのだから決めつけることなどないでしょう.
164は11ヶ月間で14,000kmほど走りました.
東名高速での移動もあるから距離が伸びています.納車以来,メンテナンスは定期的なオイル交換とワイパーブレード交換のみ.なにかあってもLUSSOにはすぐには助けてもらえない東京で暮らしていますがとくに不都合はなく,東京のショップに駆け込んだこともありません.納車前のリセット整備と幸運のおかげなのでしょうが,164 SUPER 24Vは弱点だけ押さえておけば意外と大丈夫なのかも.
先日も名古屋出張から東京へ戻るとき,新宿のTOWER RECORDで買ったCDを聴きながら快走してきました.
いまお気に入りのCDはBABYFACE(男声ボーカル)のベスト版.とにかくカッコいいのです.最近はジャズも聴きます.JOHN SCOFIELDの「STEADY GROOVIN'」もよかった.今まで気づかなかったけれどジャズってカッコいいですね.各プレイヤーの息遣いが聞こえてきそうな録音が好きです.
ENYAの「a day without rain」も買ったけれど,これは自宅で聴いています.教会音楽みたいに静かでホッとします.BEATLESの「BEATLES 1」というベスト版もついでに買ってしまって,自分でも「いまさら」と思ったのですが聴いてみるとすごく懐かしい.やっぱり音楽っていいですね.
164のオーディオをご機嫌に鳴らしてくれるCDに出会うとすごくうれしい.自宅にあるSONYのMD/CDラジカセはどんなCDを入れても「それなりに」鳴るけれど,サブウーハーを入れた164はセッティングにクセがあるせいかCDを選びます.それもまた一興かとそのまま楽しんでいます.
TOWER RECORDは一部の輸入版CDを1,700円で販売していて店頭で試聴もできます.だから安心して「冒険」することができる.今まで聴いたこともなかったアーティストのCDを手に取ることができる.安心して,気持ちよく,財布を心配せずに買い物できる.それがポイントなのかもしれません.
カジュアルウエアはEDDIE BAUER,GAP,UNIQLOなどですが,手頃なスーツ屋さんを見つけました.日比谷にある「ザ・スーパー・スーツ・ストア」(千代田区有楽町1-5-2 東宝ツインタワービル2F 03-3539-1167)は2万円と3万円の2プライス制.従来の郊外型紳士服店とちがって,明るくてお洒落な店内で気持ちよく買い物ができました.
実際に着てみると,生地や仕立ては一流ブランドに比べるべくもありませんが,着ていて恥ずかしいことはありません.「値段の割にがんばっているな」という印象はUNIQLOのそれと似ています.ちょっとお洒落に振ったスーツを気軽に買ってみることができるのがメリットかな.
ブランドもののスーツも素敵だけど,汚してはいけないと気を遣うのは高級車とおなじ.だからあまり高価なクルマは好きじゃない.いえ,正確には嫌いじゃないけど所有するのは気が重い.200万くらいだと気楽です.新車の155のときの半額ですからずっと気楽.それは値段のことだけではなく,164としては程度のいい個体を選んでもらったこともあります.だから安心して乗ることができる.それがたいせつ.「安かろう悪かろう」ではクルマが嫌いになります.
164で高速をクルージングしていて,上り坂でも追い越しできるのがうれしい.MINIは言うに及ばず,155TSのときもそれはもう苦労しました.それが164ではアクセルペダルをぺったんと踏み込むだけでギュィーンっと力強く加速するのです.これはささやかな感動です.
155TS 8VではMTで操るエンジンフィールが魅力だったけれど,164 SUPER 24VはATだということもあってエンジンフィールよりもパワーフィールが魅力.
それでもスピードを出しすぎると足回りがバタバタして姿勢が乱れてしまう.運転していて不快だし危ないから,自分の運転技術やクルマの挙動と相談しながらドライブするように心がけています.キックダウンすると駆動輪にトルクがかかるのを感じます.その結果,クルマの姿勢が変わらないかどうかに神経を注ぎます.濡れた路面では安易なキックダウンは危険です.御殿場手前のカーブをふらふらしながら飛んでいくクルマもいますが,あれはドライバーのコントロールの限界を超えているのではないでしょうか.
速いクルマに乗るときに大切なのは腕じゃない.理性です.
とにかく事故だけは起こさない,巻き込まれない.たかだか30分早く着くために2度と家に帰れなくなる危険は冒したくない.みなさんもどうか安全運転をお願いしますね.自分や家族が自動車の存在を呪うことだけはないように.
愛車を生活の一部として楽しむためのわたしのモットーは「安全」と「ほどほど」です.(笑)