ALFA ROMEO 164 Super 24V REPORT No.48
うちの164は相変わらず快調です.不満もありません.なにも起きないからレポートのネタに困っています.(苦笑)

■ 禁断のユーズド・アルファロメオ

月刊誌「UCG」3月号の特集がアルファロメオでした.

156TS,145Q,GTV3.0の3台を例に挙げて解説してあります.「禁断の」というのはちょっと大げさ.以前155に乗っていた経験から,155以降のアルファはそんなに構えなくても乗れます.ただし,わたしは「変わり者」ですから話半分に聞いておいたほうがいいかも.(笑)

いま乗っている164も中古車でしたし,乗り換えるとしても中古車で考えます.だから「CG」は読まないのに「UCG」を愛読していたりするわけです.次はなにに乗ろうかな,なんて考えているのも楽しい.このままセダン路線を追求してみるか,方針を変えてみるか.

中古車って同じクルマが2台はないからおもしろい.雑誌の広告を眺めていると数が多すぎて気分が悪くなってきますが,Eワヤマさんが時折「こんなのありますけど」って教えてくれるクルマの中には「へぇ,そんなのがあるんだ」と驚くやら,感心するやら.捨てる神あれば,拾う神あり.そんな中で「あ,それ乗りたい」というクルマに出会うことができれば素敵.それが縁でしょう.

「CG試乗リポート・サマリー」の164のところに「回してこそアルファ.(中略)高速になればなるほど真価を発揮するタイプ」とあります.SUPER 24Vはまさにそのとおり.レブリミットまで気持ちよく回るから高速道路ではつい踏んでしまう.ワクワクするクルマではないけれどドキドキできます.

155TS 8Vは2リッター4気筒エンジンのパワーを使い切って走らせるのが楽しかった.164の3リッターV6エンジンは当初,実用的で退屈なエンジンだと思ったのですが,高速で思い切って回したときにとんでもないエンジンだということに気づいたのです.

なにがとんでもないって,5速MTなら2速や3速で回して楽しめるのに,4速ATと組み合わされたらエンジンが本領を発揮するのは超高速域になってしまう.

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レポートを忘れていた小ネタをいくつか.

ワイパー鳴りは解決しました.右のワイパーブレードを外して,車の真横から見てワイパーアームの角度を(モンキーレンチで)調整してもらったらワイパーの鳴きはピタっと治まり,雨天のイライラがなくなりました.

東京に大雪が降った日,他のクルマを真似してワイパーを立てておこうと思ったのですが,164のワイパーはボンネットに当たって立てることができないのでした.

毎朝渋滞する時間帯ではなく,道路が空いている時間に乗ることも増えたせいで,164の燃費が5km/lになったりします.164の燃費は走行距離だけではなく,走行時間に大きく左右されるようです.

東京に戻ってきて3年目.155も164も,面倒をみてもらう整備工場(LUSSO)まで300km以上離れていても別に困っていないというのはひょっとしたらすごいことなのかもしれません.あるいは,単に運がいいだけ?

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