MAINTENANCES


75は基本的に不動になるようなトラブルは少ないため、本来の75の楽しさを失っている個体が多いのが事実です。

ドデオンブッシュ及びミッションマウント交換

75の独特な乗り味を決めているの要素の一つとして挙げられるのがミッションを車両後部にデフと一体配置するトランスアクスル方式で、リアサスはリア駆動ユニットを囲む様に構成されるドデオンアクスルがボディに配置されています。それら構成物はボディにブッシュやマウントで設置されているがそれらの劣化によって異音の原因になったり、車の乗り味をも損なっていることがある。

部品代工賃
 リア・アクスルメンバー脱着26,500
 トランスミッションマウント交換
RH側4,2201,000
LH側4,6301,000
 ドデオンブッシュ交換3,000
 ドデオンブッシュ2,520
 サイレントリング610

プロペラシャフトラバージョイント交換

ドデオンブッシュ、ミッションマウントと並ぶ75にとって重要な交換部品としてエンジンと車体後部に配置されるミッションをつなぐプロペラシャフトのカップリングが劣化する事が多い。カップリングはゴムで出来ており、通常音や振動等で劣化状態を判断する事もあるが全くそれだけでは異常を判断出来ないケースもある。最終的には目視による診断が決め手になります。

部品代工賃
 リア・アクスルメンバー脱着26,500
 プロペラシャフトラバージョイント交換
Fr.14,700
St.12,600
Rr.19,800

EX.マニホールドの熱害

エンジンルーム内の熱によるトラブルも発生する。それはEX.マニホールド付近にあるウオッシャータンクが溶けて穴が開いたり、ブレーキマスターシリンダーが痛んだりする。

その他

  • トランク内右側面を通る燃料配管は樹脂製で、トランク内にゴルフバック等重い物を よくのせるユーザーはその配管を破損してしまう事がある。
  • A/Cの内外気切り替えスイッチをゆっくり操作するとヒューズが飛ぶ事がある。
  • 75に限った事ではないがクラッチレリーズシリンダーがダメになる事もある。