基本的にノーマル(オリジナル)の状態で乗ることが大切であり、その上で自分が必要だと思う物をチョイスしていくことが醍醐味です。アルミホイールやエアロキットはドレスアップなので「好きか嫌いか」でよいと思いますが、それ以外の部分に手を入れるときは慎重なくらいが望ましいでしょう。結果としてお金を使った事を感触として納得してもらえなければモデファイした意味がないのです。このレポートをアフターパーツ選びの参考にしていただければと思います.
なお,この情報はGTVと現行スパイダー共通です.(October 1997)
■ 足回り編
コイルスプリング メーカー名 価格 フィーリング ダウン度 コスモス \49,000 一般道向き、乗り心地は良いし踏ん張りも効くのでさりげなく換えていたい人向き -3cm アイバッハ \72,000 峠、高速向き、市販では固いほう。乗り心地は犠牲にしてもいい人向き -4cm ジャメックス \49,000 一般道向き、コスモス同様さりげなくという人向きでコスモスより車高は落ちます -3.5cm ショックアブソーバー モンロー \54,000 守備範囲の広いマルチプレイヤー。一般道から高速道までこなせる。乗り心地はいいし突き上げも減る。さりげなく派 コニースポーツ \118,000 乗り心地よりも走りに重点を置いた人向き。全体的に固めの乗り味。ハードなコーナーリングを好む人へ ビルシュタイン \108,000 ここのアブソーバーはできればバネレートに合わせて減衰力を調整して装着してほしい。そのままでは少しはね気味
■ マフラー編
エンドマフラー メーカー名 価格 フィーリング GAPオリジナル \79,000 作りがきれいで音量も適当。音質は少し乾いた感じになるのがステンレスらしくていい。 スーパースプリント \70,000 楕円の出口が特徴のマフラー。少しこもった感じの音質がいいのと高回転域での音がいい。 アンサ \71,000 跳ね上げタイプが好きな人はアンサ。さほどマフラーを換えた感じがしないのが残念。
■ ハンドリング編
ノーマルのハンドリングに不満を感じてしまった人や組み上げた足周りに後一つだめ押ししたい人に最後の一手として薦めるのがタワーバーとロアバーの装着です。
これはクルマのボディで一番繋がっていない部分を四角く繋ぐことで剛性感をだすものです。装着により効果は体感できますがもちろんリスクもしょい込みます。最低地上高がかなり低くなることで段差に対して注意しなければいけなくなりますし、事故をしたときに例えば右をぶつけても左もダメになる可能性もあります。覚悟を決めてしまえば付けて良かったと思えるパーツです。