1998 PORSCHE BOXTER 2.5

2回目(5年目)の車検整備にボクスターが入庫しました。レポーターは、ボクスターのエンジンを見るのは初めてです。
下からしかアクセスできないのかと思ったら、黒い樹脂のカバーを外すとエンジンが現れました。
エアフィルタを外したところ。かなり汚れていたので交換します。

このフィルタ交換はユーザーではむずかしいと思います。

トランクの右隅にオイルゲージ、注油口(黄)、LLCの注水口(青)があります。
エンジンオイルを抜いて、オイルフィルタを外した瞬間。オイルは結構汚れています。
プラグを外しました。コイル付のプラグキャップなので、いわゆるデスビ(デストリビューター)はありません。
「ガレージレポート」で何度かミッションのオーバーホールを見ているのですが、いまだにミッションの仕組みが納得できていません。そこで、メカニックさんにお願いして、ミッション右側のシフトリンケージ部分を見せてもらいました。たしかに、シフトレバーの左右と前後の動きを2本のワイヤーでミッションに伝えています。

リンケージ部分に手を添えて「まず、ここがニュートラルだから、ここを左(上)に動かしたまま、前に押せば1速で、手前にカチっと引けば2速。なるほど!」。ミッションの中身はわかっていませんが、シフトレバーの動きそのままでギアを入れることができるのはわかりました。ギアを前後に動かす手ごたえを、シフトレバーを通して感じることができるのがマニュアルミッションの醍醐味です。

整備完了後、継続検査(車検)を受けて、きれいにしてからお返しします。元気に走りつづけてほしいと願いを込めて。