LOTUS ELISE 340R

ある日、ルッソに戻ってみると「あれ、ここにあったクルマはどこ?」
340Rが出ているではありませんか。久しぶりにうしろ姿を見たもので一瞬それとわかりませんでした。(苦笑)
この340Rが不動車となった原因はバッテリー上がり。そう、バッテリーを交換すればよいのです。ただそれだけ。

フロントカウルの三角窓からバッテリーが見えています。が、このままでは取り出すことができないのです。バッテリーを交換するにはカウルを外さないといけない。ところがカウルは前後一体整形のFRP製。なんて整備性の悪い車でしょう。

素人目にみても「なに考えて作ったの?」。

5人がかりで慎重に持ち上げて外しました。ヘッドライトがないだけで、これでも走れそう。
外したカウルは意外に大きく見えます。
リフトアップして点検中。そのままリフトで上げるとエンジンの重さでうしろに落ちるので、フロントにおもりを載せてあります。
エンジンオイルを抜いているところ。
オーナー登場。オイルもプラグも交換してエンジン始動。7ヶ月ぶりに目覚めました。いい音してます。
バッテリーを小型のものに換えました。これならカウルを外さなくても交換できます。ただし容量が小さいのでセキュリティをかけたまま放置すると上がってしまいます。KILLスイッチをつける予定です。
カウルをつけるまえに各部の保護対策を施します。
また5人がかりでカウルを被せました。傷をつけないように、まちがっても割らないように、慎重にすこしずつ。

ちなみに、わたしは撮影係です。

復活した340R。春の日差しが眩しいぜ。

今度乗らせてくださいねー。車検通したら。(笑)


ルッソのガレージの片隅でホコリをかぶっていた340R。ある日、そのボンネットに「走りたい!!」と指で書いてありました。じつはこれ、オーナーのE-wayamaさんの落書きだったのです。それを見たメカニックさんが「それならやったろうじゃないの」。

なお、340Rのバッテリー交換のご依頼はお受けいたしかねます。大変だから。(おいおい)