![]() | 走行51,000kmの147GTAのタイミングベルト交換、ブレーキローター、アッパーマウント、エンジンマウント交換を行います。 ここに至った経緯をご説明します。高速道路でブレーキを踏んだときにステアリングに振動が出るということで以前入庫し、そのときはFブレーキローター研磨、Fハブ交換をしたのですが完治せず、その一方でフロントの足回りのアッパーマウントから音が出るという現象もありました。そこで「タイミングベルトも交換時期だろうから足回りも含めてリセットしてほしい」」というご依頼を受けた次第です。 |
![]() | まずはタイミングベルト交換から行います。 インテークを外しました。 |
![]() | カムカバーを開いて、各バンク2本ずつカムシャフトが現れました。 |
![]() | カバーを外して、古いタイミングベルトが見えました。 |
![]() | タイミングベルト、アイドラーベアリング2個、テンショナーベアリング。左半分が新品、右半分が古い部品です。 通常タイミングベルトは40,000kmをメドに交換させていただくのですが、高速道路中心で距離が伸びているということと、入庫の段取りの都合で5万kmになりました。実際、高速道路中心だから痛みが少ないようです。 |
![]() | 他にも外された部品たちが並んでいます。 |
![]() | いつものようにカムを専用工具(SST)で固定し、上死点を出し(正しいバルブタイミングで)タイミングベルトを張ります。 |
![]() | マウント交換を含めて、エンジン回りは完成しました。 |
![]() | 続いてフロントの足回りを分解します。 |
![]() | ショックアブソーバーを分解してアッパーマウントを交換します。 |
![]() | アッパーマウントの新(右)と旧(左)。 |
![]() | ハブベアリングの新(右)と旧(左)。 |
![]() | 新品のブレーキローターを付けて足回りも完成です。 メカニックが名古屋高速を試運転し、ブレーキの当たりをつけながら確認したところ、ブレーキング時のハンドルの振動は消えました。 |