ALFA147GTAの左リアのストップランプ交換です。 トランク内からアクセスするためのフタはあるのですがちょっと狭いのです。そんな狭いところで四苦八苦するくらいなら、ユニットごと外してしまったほうが得策。 | |
写真のテールレンズユニットの背面の黒いプレートに銀色のボルトが3本出ています。そこに10mmのナットで固定されていますからラチェットハンドルにエクステンションをつければ外すことができます。ユニットが外れればプラスねじ1本でごらんのとおりバルブが出てきます。工具とやる気をお持ちの方は挑戦してみてください。 |
週末はオイル交換などで来店されるお客様が多く、昼食がおやつの時間になることもしばしば。弊社(ルッソとグースネック名古屋)でお買い上げいただいたお車の納車整備も含めて、現在クルマが待ち行列を作っています。ありがたいことですし、おもしろいクルマがたくさんあって楽しい。そういえばマセラティの3200GTって速いですね。911といい勝負かも。びっくりしました。ふつうでは間近に見ることのないクルマに触れることができるのがこの仕事の魅力。そういった貴重な経験をすこしでもお伝えできれば、と考えております。
が、この「ガレージ日記」はNo.100で終了する予定です。その後は未定(どーしようかなぁ)です。
No.94 - 2004/11/26
新しいマセラティ・クアトロポルテです。 先代は 4550x1810x1380 なのに対して、5052x1895x1438 と大きくなり、フロントに 4.2リッター V8エンジンを積んで 400 ps / 7000 rpm 出ているとか。1860kgあるとはいえ、速いわけです。 ちょっとクラシックなムードを纏ったイタリアン・セダン。貫禄があります。 | |
とにかくスイッチがたくさんあって、夜もキラキラして綺麗。華やかです。6速ATでAUTOモードとマニュアルモードがあります。最初、AUTOで乗るとどうもぎくしゃくしてイカン。MANUALに切り替えたいのだけど「スイッチはどこだ〜?」と路肩でしばし捜索。センターコンソールに丸い切替ボタンを発見。めでたくパドルでシフトできるようになりました。両側のパドルを同時に引くとニュートラルで、リバースはセンターコンソールにある小さなレバーをちょこっと持ち上げて手前に引きます。 大柄なだけあって、リアシートもゆったり。リクライニングもできますし、電動リアシェードの上げ下げスイッチがリアにもついています。 |
シルバーのギブリGTが2台揃いました。 手前が2リッター、奥が2.8リッター。ともに6速マニュアルです。 | |
奥のリフトではALFA147GTAのタイミングベルト交換中。 これはエンジンルームを左側から見たところ。インテークを外してカムカバーをめくって、カムを固定する専用工具(SST)をはめていくのですが... | |
奥バンクのエグゾースト側(右の黄矢印)はきちんとはまるのに、インテーク側(左の黄矢印)がきちんとはまりません。ということはつまり、タイミングベルトが少しずれています。こんなこともあるんですね。 ともかくタイミングベルトを張り直して、調整してもらって、このクルマも本来の調子を取り戻すことでしょう。 |
「ガレージ・レポート」をごらんいただいた方から「12万km走行のALFA155V6のミッションの調子が悪いので見てもらえませんか」とメールを頂戴しました。その後、実際におクルマを拝見し「ミッションOHとクラッチ交換が必要ですが費用がかかるのでじっくり考えてください」とお話したところ、しばらくしてからご依頼をいただきました。 朝から作業を始めて、わたしが外出から戻ったときにはクラッチ交換が終わり、トランスミッションはバラバラになっていました。個々の部品を丹念にチェックし、清掃し、ベアリングなどは新品で組み直します。 | |
再び組んでいるところ。今日はケースの接合部分にシール剤を塗って組み直しておしまい。シール剤を乾かすために一晩おいて、明日載せます。
余談ですが、今日フェラーリ456M GTAに乗る機会がありました。フロントにV12を積んだ2+2クーペです。2,000kg近い車重を感じさせない軽快な乗り味が印象的でした。ATだということもあって、550マラネロよりは気軽に乗って出かけることができそう。名古屋市内を走らせていて、ふと思い出したのがポルシェ996カレラ4Sのティプトロ。街乗りのフィーリングがちょっと似ていますが、ポルシェは「実」本位。「華」があるのは456でしょうね。 |
360モデナとモンディアルtが向かい合っています。 2台並べるとモデナが大きく見えますが、モンディアルも決して小さいわけではありません。 | |
モンディアルはリアを「馬」に乗せて、ハブベアリング交換、ショックアブソーバーのOH中。 |