Elise REPORT No.3

On the Highway


納車後、晴れた日になかなか乗れなかったELISEですが今回は晴天に恵まれごきげんでした。オープンカーはやっぱり晴れた日が最高だと心から思いました。

高速に合流するランプウェイは私にとって初めてのクルマを知る上での最初のお手あわせの場所です。今までにここで私を唸らせたクルマはルノークリオ16V改だけでした。なぜなら予想を遥かに上回ってくれなければ唸れないからです。因みに私はクリオを侮っていました。

さてELISEではどうかというと期待通りでした。唸ってたまるかと思いながらスピードを乗せていくと思わず顔がにやけてしまう、そんな感じなのです。4000回転をめどにシフトアップをしていくとあっと言う間に法定速度を越えていきます。軽さが最高の持ち味だということを認識させられます。

高速域での特性についてですが、今まで乗ったLOTUS同様にフロントが浮いた感じになります。なんだかステアリングが妙に軽くなるという表現が一番分かりやすいでしょう。5速3500回転あたりからこの現象を体感できます。スピードを上げていけばいく程軽くなるので高速道路を飛ばすクルマではないんだと理解しました。

結局ELISEは曲がった道が大好きなんです。次回は是非ワインディングでのELISEをレポートしたいと思ってます。

補足として室内の静粛性についてレポートします。今回は幌ありとなしで走った感想です。120キロまでなら幌なしでもいけます。180キロまでは幌ありで試しましたがなにぶん気持ちが高ぶっていたので正確な判断ができたとは思えないことを前提に気になりませんでした。まぁエンジンからのメカニカルノイズもきっと風切り音でかき消されいただけでしょう。高速道路では気になりません。

風の巻き込みも120キロくらいまでなら大丈夫だと思います。それ以上は確かめていないので何とも言えませんが。それ以上を幌なしで走ることはおそらくサーキット走行くらいでしょうからヘルメットが黙らせてくれるでしょう。

そんな感じのELISEの静粛性ですが、何よりも町中の信号待ちが一番ノイジィです。いっそこちらもうるさくしてしまおうと密かに考えています。お楽しみに。