SHOT 004 - 2004/12/25

BMW M3 (E36)がオイル交換にみえました。

3.2リッター直6のM POWERユニットは300馬力オーバー。わたしのBMW 520 (E34)に欲しい。(足がついてこないか)

それはともかく、オイル交換にみえるとリフトアップしてドレンボルトからオイルを抜いている間に、お客様から気になる点などあれば伺って、下回りの点検、ブレーキパッドの残量、タイヤの空気圧チェックなどを行います。安心して乗っていただくために、ルッソにとっても点検のチャンスです。

ドイツ車には定期点検という概念がなく、車両ごとに距離数などで点検時期を定めています。イグニッションをONにしたときにグリーンの帯が短くなっていくのは点検時期が近づいている証拠。点検時にそれを「リセッター」でリセットします。

左の筒状の機械がそれ。エンジンルームのソケットに挿して、しばらくボタンを押したままにすると完了。わたしのBMW520も同様でした。

ALFA ROMEO RZとALFA ROMEO SPIDER VEROCE。どちらもオープンカーですが、キャラはずいぶん異なります。

RZ/SZの白眉は3リッターV6 SOHCエンジンの軽く吹け上がるフィールと路面に吸い付くようなコーナリング。どちらもコンディションに左右される部分ですが、完調なRZ/SZはもうサイコーです。「モンスター」と仇名される外観も、ある意味でもっともアルファロメオらしいといえるかもしれません。

余談ですが、わたしがBMWの直列6気筒を「シルキー6」だと実感したのは520ではなく、アルピナB3 S(MT)です。滑らかで、しなやかで、繊細な回り方をするパワーユニットは魅惑的。ついでにクラッチも繊細なので結構神経をつかいます。(苦笑)

でも、ALFA155TS 8Vの粗野でラフな中に繊細さを秘めている4気筒エンジンも好きです。