愛車BMW520iは現在68,000km。先日エンジンオイルを交換したばかり。案件は「来年5月の車検時にドライブベルトを換えましょう」というくらい。タイミングチェーンですから気楽です。 カラカラと音がするコンプレッサーも猛暑を乗り越えましたし、このまま乗り続ければ10万kmを突破するでしょう。 |
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そこへE32の735が出現し、乗り換えることにしました。直列6気筒の2リッターから3.4リッターに排気量がアップします。 1988年式、走行83,000km、ディーラー車、ワンオーナー。なかなかカッコいいんです、これが。ボディサイドが艶を失っていたりしますが、記録簿をみると前オーナーに大事にされてきた個体であることがわかります。ナンバーも「名古屋 33」。2桁の分類番号は貴重です。わたしがナンバーも含めて引き継がせていただくことになりました。 パッと見たところ、よく似ていますが7シリーズなのでひと回り大きくなります。詳しくは下の諸元表をごらんください。 |
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第一印象は「違いは左ハンドルになったことくらい?」。 どちらかというとわたしは左のほうが好きですから喜ばしいことなのですが、ダッシュボードとか操作方法が520とまったく同じなのです。サンルーフまで同じ。正直、違和感がなさすぎて新鮮味に欠けます。 大きさと重さを感じますが、トルクがあるので楽です。520のように「キックダウンしなくちゃ」という切迫感はありません。ステアリングも軽いし、シフトもスムーズ。上表によると4速ATのようですが、このエンジンの性格なら十分です。燃料タンクは90Lもある。 735のアクセルを踏み込んでいない段階でのイメージとしては、E32よりもE34のほうがスポーティです。エンジンを回すと気持ちいい。そういう意味ではE34 M5も興味があります。 先日、E46のBMW320iを高速道路を走らせて感激しました。スムーズだし、パワーも十分。すごく良いクルマ。ただエンジンが「遠い」のです。ガソリンエンジン車を走らせている実感が希薄なのでちょっと物足りない気もします。(ぜいたく?) |
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ホイールベースが長くなった分、後席の足元が広くなったようです。 今日、銀行に寄った帰りにリアシートに乗ったE-wayamaがそう申しておりました。735はルッソの重役車?(笑) わたしが乗り継いできたクルマはずっと90年代前半から中盤までだったのですが、一気に80年代まで遡ってしまいました。ちょっと古い高級セダンって好きです。雰囲気というか、風格があります。現在の車両価格は安くても、新車時900万円したクルマですから、下手なところが壊れると乗り続けるのが困難になります。そこを壊さないように上手に乗っていければ満足度もアップするというもの。入庫時エアコンが効かないのが心配だったのですが、ルッソで見てもらったら「リキッドタンクの小さなめくら蓋が取れてガスが抜けていたので塞いでおいた」とのこと。いまはちゃんと効きます。(感謝) わたしのクルマ遊びの様子を随時お伝えしていこうと思っています。よろしければお付き合いください。冒頭タイトルの「プラス215」は「735−520」です。200はボディサイズ、15は排気量です。 |