駅前に建設中の豊田・毎日ビルは「ミッドランド・スクエア」という名前になるそうで、今年9月に完成すると駅ビル（タワーズ）よりも高くなるとか。

品川に着いて、まだ新しいコンコースを抜け、新しくなっている山手線の電車で目黒へ。日曜の午前中なので電車も空いています。東急目黒線に乗って大岡山で大井町線に乗り換えて上野毛まで、駅と電車に包まれてTOKYOを感じられない目隠し状態。（これが大阪だったら人の言葉で土地を感じられるのですが）

トンネルを抜けるとそこは世田谷区上野毛で「あ、環八だ」。左手（南）に徒歩3分でグースネック本社に到着。987ポルシェ・ボクスターを（テストドライブも兼ねて）引き取って帰ります。

まだ走行3,000kmです。新しいクルマはいいなぁ。

車線が狭いぞ。

大井松田の先は右コースを選択。交通量が減ったので踏んでみました。さすがにALFA164よりもずっとハイペースで走ることができます。直線ではぴたっと着いてきているBMWがカーブに入ると離れていきます。ボクスターというとカジュアル・ポルシェというイメージがありましたが、スポーツカーとしての素質はちゃんと備えているようです。ケイマンが楽しみです。

SAを出て追い越した997のカレラSが右車線に出てきてしばらく一緒に走りました。色も同じキャララホワイトなのでルームミラーに映る顔を見て「987もおなじような顔をしているんだな」。豊川バリアを通過したら997にはETCがついていたらしく置いていかれてしまいました。

バリアを出るときに引っ張りながら加速したら、なかなか良い感じでした。高速道路なら4速で回してやると勇ましい音が聴かれてよろしいかと。

6速マニュアルのスポーツクロノパッケージなので、ダッシュボード中央にクロノメーターがついています。

足は固めだけど乗り心地は悪くない。2人乗りということを除けば実用性もあって壊れそうな気がしないので安心。ただ、そういう褒め言葉が並ぶということは尖ったところがあまりないという意味でもあって、高速道路の長距離移動はやや退屈でありました。

987は「速いオープンカー」として非常に良くできていると思います。

が、ルッソ的にはもうひと捻りほしいところかなー。（ゼイタク？）