SHOT 153 - 2006/02/17

E-wayamaの「やっぱりロータスはいい。乗ってみます?」のひと言で、LOTUS ELISE 111R に乗る機会を得ました。

基本的には丸目2灯の初代エリーゼが好みなのですが、現行モデルのエッジの効いたスタイルもかっこいい!

厳密な乗り比べをしたわけではないのですが、初代よりも重くなった一方で足がすこし柔らかいような気がします。乗り心地が改善されたのかな?

と思ったのも束の間、しばらく運転しているうちにお尻が痛くなってきました。

トヨタ製エンジンの是非はカー雑誌に任せるとして「トヨタ製だから安心」というのはエンジンに限った話であって、エリーゼがMR-Sになったわけではありません。ロータスファンのみなさん、ご安心ください。エリーゼは今でも英国車です。

逆に「トヨタ製だからつまらん」というのは(わたしの場合)乗っちゃえば気になりません。全然オッケーです。それでも「スーツの生地は英国製に限る。日本製など論外」という方は楽しめないでしょうからやめておきましょう。

リモコンのボタンを押すとカシャンっとドアロックがかかったのには驚きました。でも、昔ながらの「鍵を挿して90度回す」方法でもロックできるため、集中ドアロックだけでは開かなかったりするので、なんだかよくわかりません。(苦笑)

東山の軽いワインディングと名古屋高速環状線を流してみて、ライトウェイトスポーツのおもしろさを再認識しました。

絶対速度ではなく、軽さを生かした加速感や小気味良く向きを変えるコーナーリングが気持ちいい。そういう意味では高速道路よりも峠道のほうが楽しいと思います。個人的には、BMW735では絶対ムリな速度でスイーっと曲がっていけるのが愉快です。(笑)

ドライビングシューズとグローブを用意したくなれば、それがあなたにとってのスポーツカーです。