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2006.10.17

M (e-cars)


月刊e-carsです。(涙)前回からもあっという間の一ヶ月を過ごし、何とかPCにたどり着きました。今回はBMWのM3に関してのお話です。この一ヶ月にE30からE46のM3をしっかりと乗り込む事ができ、自分なりの「M3論」が構築できました。 E30のM3に再び乗れることはもう自分には無いかと諦めていた時に機会に恵まれました。非常にコンディションの良い個体を走らせて、今もなお、このモデルの素晴らしさを再認識しました。当時は「ラフな4気筒」と評されましたが、エンジンフィールは繊細です。絞り込まれた筋肉から力を出す感覚に合わせるには優しいスロットルワークを要求してきます。踏めば応える的な「荒さ」はありません。運転に技術が要求される時代のクルマ作りを感じます。しなやかな運転を楽しめるネオヒストリックBMWスポーツがE30M3の楽しさでしょう。このモデルに今の時代の走りを求める方にはお勧めしかねます。 E36のM3は今に至るM3の原点でしょう。パワー至上主義だけに走らず車の持つバランスを重視した素直なハンドリングに魅力を感じます。ポテンシャルを引き出すドライビングにはリズム感を要求してきますが、乗れている時の速さには快感が伴います。コンディションの良い個体に出会える確率はかなり低下してきましたが出会えたなら選択しても後悔は少ないかと思います。オリジナルを楽しむよりは少しくらいモディファイして自分好みの足回りを入れて楽しんでも良いのではないでしょうか。個人的には吸排気も少しいじってみたいです。そしてE46M3です。市場的には人気のモデルですがこれまたコンディションにはばらつきが多く、購入には慎重を期します。エンジンに関してのリコールがきちんと行ってあり、その後の慣らしもやってありかつ、エンジンオイルの交換もまめに行っていたかどうかが重要です。 Mモデルが鍛え上げられた筋肉からはじき出される力の塊になったと感じます。繊細な扱いよりもパワーを暴れさせながら抑え込むドライビングスタイルを要求してきます。E30がボクシングならE36はプロレス、そしてE46はK-1。重量級のボディを強力なエンジンで振り回せる場所では次元の違う世界を垣間見れるでしょう。CSLに至っては最強のマシンといえます。フェラーリで言うところのコンペテションモデル、360チャレンジストラダーレの感覚に近いです。チャレストよりは快適装備な室内とは裏腹にかみそりの如く鋭い切れ味には緊張感を伴います。究極のM3だと言えます。今月は自分にとっての「M」を知る一ヶ月でした。ちなみにアルピナのB3SはM3が進んでいく方向とは違います。E30のM3が正常に進化していくとここにたどり着くのではないかと思われるモデルです。繊細かつ強力。派手には見えないが速いという感覚です。私はこのモデルが一番好きです。しなやかな足回りに素晴らしく回るエンジン。M3の持つ威圧感はないですがどこか普通ではない感じが素敵です。E30M3に魅せられた方にはお勧めです。

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