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2007.7.7

失われない本質、進化した10年ーマセラティー (e-cars)


今月は更新宣言をしたe-carsです。
先日コーンズ青山ショールームにてグラン・ツーリスモの内覧会に行ってきました。なかなかの演出に多くの来客で蒸し返す中、最近10年のマセラティを振り返っていました。ガレージイタリアからコーンズに正規インポーターのバトンが渡り、すなわちマセラティがフェラーリのコントロール化に置かれた1997年から今年が10年目。進化をしつつもその失われない本質を今年世界中に再認識してもらうが為の時代を変えるモデルの誕生を感じました。
そもそもマセラティは機械が作るクルマではなく人間の手が触れて組み上がっていくクルマです。1997年にモデナの本社にて全生産工程と品質管理を見せてもらいある意味手作りのクルマたちが組みあがっていく様子にときめきました。そして今年、ファクトリーツアー2007に参加して確信しました。マセラティは進化しつつも本質は変わっていないという事を。生産ラインにいる人間の平均年齢がかなり若くなっていた事を除けば仕事への取り組む姿勢は変わっていないと感じましたし品質管理こそかなり改善されてはいましたが人の手が多く関わるという点では変わっていませんでした。モデナのクルマメーカーは生まれた時から今までその本質や伝統は何も変わったりしないし、そこで働く人々もモデナの誇りを失う事無く守り抜く心を感じさせてくれました。変わっていなくて幸せでした。
1997年にルッソの主たる取扱い車種になったマセラティ。もちろん自分の中での最も興味深いクルマであったことがその理由ですが、多くの故障にまつわる神話に対して確かめてみたいという気持ちがあった事も事実です。お客様に冒険させるよりまずは自分で踏み込んでいくという大義名分の下、乗れる限りのご縁には逆らわずにトライしていきました。
ビィトルボ系との格闘から99年に新星現るって言う感じの3200GTの登場、そしてクアトロポルテのエヴォルッオーネの登場。リアルマセラティと呼べる最終年度はクーペ・カンビオコルサへのフェラーリユニットの搭載で決定されました。2003年からのマセラティの進んでいる道は世界市場を見据えた販売戦略に影響されています。今までのモデルとは違う価値観を生み出しながら進化していく中でマセラティらしさを失う事無く頑張っています。
今回のニューモデルにより全ラインナップが新しいマセラティとなりました。それまでのクルマたちに更に輝きを与えてくれる事が私の中での新型車の使命だと感じています。そしてその使命を果たせないモデルが多く生み出されている世の中でグラン・ツーリスモはどうなるのかが楽しみです。一つだけ言える事はメーカーとしてマセラティは何も失っていないし、変わってもいない。ただ確実に進化をしている事は事実です。心からマセラティを受け入れてそのオーナーとなってくれる方が新車、中古車を問わず乗られる事を心から願います。誰かの為に買うのでもなく、誰かの為に乗るのでもなく、ただ自分が好きなクルマがマセラティだと理解してもらえるようなご案内ができることが扱う側に要求されるクルマだと思います。マセラティの案内人として気を引き締め直しました。

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