明日から全く時間が無くなる予感のe-carsです。
先週から今週にかけてイタリアに出かけていました。久しく訪問できていなかった「心の故郷」イタリア。そう勝手に一人で思っているだけで相手にされていない観はありますが、思い過ごしも恋の内。空気や景色、そして流れる時間に再会してきました。
時差ボケはあまりないのですがさすがに帰国二日目の夜は厳しいものがありました。そんな中での全力仕事オヤジは結構堪えます。(笑)

今回の仕事の合間にNOVEGUROで行われた玩具のイベントに参加してみました。玩具といってもミニカー、Nゲージ、ミリタリー、少しのアニメという完全なおたくイベントとなります。自分自身の中に潜むおたくの血が騒ぎ興奮の数値は急上昇なイベントでした。あまりに多くのミニカーを少しの時間で見て廻るのは無理、買い過ぎて持ち帰ることも無理、なんだか興奮して、そして落ち着いてから観察をしてみました。
やはりヨーロッパの自動車文化は日本とは明らかに違います。まず、高齢な方から子供までが同じ目の輝きで楽しそうに語り合っている光景が多くみられます。心から自動車に対して純粋に好きって感じが伝わります。実際のクルマだけではなく、模型やミニカー、ステッカーやポスター、パーツやエンブレム等すべてに注がれる愛情が違います。
その昔からのクルマたちを大切に保管し、さらに必ず走れるようにと予防パーツを探し求めたりメンテナンスを継続し続ける事を維持するのは並大抵の努力ではなく、クルマへの愛情が必要なんだとわかっているみたいです。
クルマのヒストリーやその時代の背景や嗜好によって変わりゆくデザインもクルマに影響を与えています。そしてそのすべての興味の対象が欧州では愛されているように感じます。
日本のクルマを愛する形にも何か変化が起こせないかと考えてしまうほど、ヨーロッパ人と自動車には深い関係があるように感じました。もっと楽しくなるようなクルマとの付き合い方を提案したいと、そしてする事が新たなスタイルを生み出すように感じます。
Lussoではそんなスタイルの提案を続けていこうと再認識できたイヴェントでした。

絶対的に不便な国で少し生活してみると、日本の便利さと安全性を再確認します。衣食住+車の新たな文化の成長を心より願ってやみません。

そして、私は「ALFA ROMEO」が自分の大切なメーカーなんだと知りました。この気付きは大きな収穫でした。
しかし今月は忙しかった。。。