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2015.5.30
原点回帰 (e-cars)
一日早いe-carsです。毎回毎回ギリギリですが。(笑)
今月は自分が自動車の仕事に係わるきっかけになったAlfaRomeoへのオマージュを込めて北イタリアを走り回ってきました。
OSAWAセールス時代には目にしたり、触れたりしながらも強い憧れや楽しさを理解しきれなかったGiulia。Lussoでは数台のお世話をさせていただきながら積極的な取り扱いはしてきませんでした。
今回のイタリアで、そんな心の呪縛を解き放ってまっすぐにGiuliaを見つめてきました。今更ですが、素晴らしかったです。
最初に心揺さぶられたのは1600Giulia Sprint Veloce。この車の上には分かりやすく言えばGTAしかないのですから心惹かれます。コンディションは素晴らしく日本への輸入も決まりました。
次は1300GT Juinior。イタリアでのオリジナル認定機構ASIやタルガオロも受けており、オリジナルコンディションを保った素晴らしい個体です。日本輸入も即決でした。
どちらもScalinoという「段付き」で、日本でのファンのみならず世界中のアルフィスタに愛されている名車です。
以前の相場価格を知っている限りは非常に値上がりした感があるのが昨今のチョイ旧クルマの価格ですが、今の価格として受け入れて判断する以外に手元に来ることはないのが現状です。新車で購入して年次償却を受け入れるのか、高めと感じながらも購入して長い年数をかけて楽しむクルマを選ぶのかの違いを理解できるかにあると考えます。
そう考えれば、1991年式のS4スパイダーを24年保有して年間のコストで割れば決して高くはなかったのだと今は感じます。当時は115スパイダーに560万円の選択をできる方を心から尊敬して販売しておりましたが。
新たな原点に立った感じがする、そんな5月を過ごせました。Lussoは89年以前のAlfaRomeoに踏み込んでいきます。
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