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2023.9.8

クルマ初級者向け取材記『タイヤ交換』編


今回、クルマの基礎知識が著しく乏しい私ですが、

Lusso Cars plusでRENAULT Twingoのタイヤ交換を取材してきましたのでレポートいたします。

履いているタイヤを観察すると、経年劣化で細かなひび割れ模様が見受けられます。

タイヤに刻印されている製造年週の見方も今回知りました。

「0118」というと2018年01週製造、5年半は経過しています。

まずはジャッキアップしてタイヤを外します。

タイヤハウスの中を覗くのも初めてです(汗)。

ホイールの内側に貼り付けられているのはバランスウェイトです。

おもりを貼るとはゴルフのドライバーみたいですね。全然知らなかったです!

メーカーにもよりますが、タイヤもホイールも重量の僅かな偏りがあって微妙に真円ではなく、そのままですと乗り心地が悪く偏摩耗にもつながります。

だからウェイトを貼ってバランスを取る必要があるんですね。

古いバランスウェイトは取り除いておきます。

次に、ホイールからタイヤを外す・取り付ける作業です。

ホイールサイズに固定したタイヤチェンジャーのターンテーブルの上で、

芯をくり抜くみたいにホイールからタイヤが外れていく様は見ていて気持ちいいです!

ちなみにこのマシンだと20inchのホイールまで対応します。

新しいタイヤをホイールにセットする時、タイヤにマーキングされた黄色の印をエアバルブの位置に合わせます。

黄色の印は「軽点マーク」で、タイヤの一番軽いポイントです。

ホイールのバルブのついている位置がバルブの分だけ重くなるというわけで、

そこにタイヤの一番軽いポイントを合わせると、バランス調整の一助になる理屈です。(なるほど〜!)

エアを注入したら、ホイールバランサーにセット。

必要なバランスウェイトの重さと箇所を測定できるので、新品のウェイトを貼って測定値がゼロになるまで調整します。

4本すべて調整が済んだら再びタイヤハウスへ。

空気圧を確認、ジャッキを降ろして、ナットを締め付けたら、作業は完了です。

タイヤを新品に履き替えたTwingoをひと回り走らせて、異常がないか最終確認。

タイヤは命を乗せている大切なパーツ。

お客様の大きな安心感のために、

スタッフ一人一人が基本的な工程にも気を引き締めて丁寧な作業を心がけています。

初めての整備取材は知らないことばかりでしたが、

知るともっとクルマと上手に付き合えるようになれそうです!

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