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アルファ156 V6の納車整備として、クラッチ交換、エンジンマウント交換、フロントブレーキパッド交換を行います。 |
![]() | これが2.5リッターV6 24V DOHCエンジン。右ハンドルの6速MT。156のモデルの中では結構速いです。 |
![]() | クラッチを交換するにはトランスミッションを下ろさなければなりません。左の写真のシフト+サイドブレーキユニットは、ミッションを下ろすには必ずしも外さなくてもよいのですが、どうしてもチェックしておきたいポイントがあったので外しました。 試運転時にシフトレバーの感覚が少しガタが多いと思い、以前破損した車両もあっ たため、念のために確認しました。(青字はメカニックからのコメントです) |
![]() | シフトレバーの付け根の樹脂製シフトガイドが割れていました。 指差している部分が割れてボルトが動くと左右のリンクが機能しなくなり、何速に入っているのかわからなくなってしまいます。新品に交換しておきました。 少しの亀裂ですが力がかかる所です。良くなる事はありません。交換にてリセットです。 |
![]() | トランスミッションが下りました。 内部はクラッチの削れた塵により汚れてます。少し傷があるのが発見できました。 |
![]() | クラッチの中心にあるレリーズベアリングがバラバラになっていました。 おまけにクラッチカバーの端っこに鉄片がはさまっていたのです。 |
![]() | その鉄片がミッションの内側を削った跡がありました。 あぶないところです。最悪になる前に対処できました。まだ初期の段階でしたので傷は深刻な問題となることはありません。ご安心ください。 |
![]() | 鉄片の正体はクラッチ板の間の板バネの破片(黄矢印)でした。 |
![]() | ミッションを下ろしたついでにパワステオイルのパイプを点検。右ハンドル車は引き回しが長いので要チェックなのです。 左の写真はエンジンルームの左後ろ。黄矢印の部分で黒いゴムパイプが金属製パイプから抜けてきているのがわかるでしょうか。これはミッションが載っている状態では点検は困難です。 |
![]() | パワステラックの後ろ側の黄矢印のところも同様です。こういう部分をきちんとはめて増し締め可能なバンドに交換します。 |
![]() | らせん状のパワステオイルクーラー(黄矢印)はエンジンルームの右前にあるのです。 オイルクーラーの右に見えているゴムパイプのバンドだけは換えてありました。簡単に換えることができる場所だからです。 |
![]() | 新しいクラッチを取り付けました。 |
![]() | ミッションも点検および清掃できれいになりました。 |
![]() | ミッションが載ったところを左フロントタイヤハウスから見上げたところ。 |
![]() | これが新しいミッションマウントです。 |
![]() | これがサブフレームについているエンジンマウント。 |
![]() | これがエンジン右側のエンジンマウント。 このマウントの新旧を比べてみたのが下の写真です。 |
![]() | 左が伸びてしまった古いマウント、右が新品です。 |
![]() | フロントに社外品のブレーキパッドが付いていたので純正品に交換し、ブレーキオイルも換えました。 |
![]() | ミッションをエンジンルームの上から見たところ。 黄矢印がクラッチのレリーズシリンダーです。 |
![]() | 納車整備が完了しましたが、その後、高速道路を試運転したところ、水温が50度まで下がりました。サーモスタットを交換したところ、案の定開いたままになっていました。本来、冷間時サーモスタットは閉じており、エンジン内の冷却水が一定の温度に達したときにラジエターとの流れを開きます。それが最初から開いたままでは(とくに高速道路では)オーバークールになってしまうわけです。あまり水温が低いとエンジンに良くありません。水温が高いときだけでなく、異常に低いときもご注意ください。 |