1994 ALFA ROMEO 155TS 8V 納車整備レポート (2005/10)

アルファ155TS 8Vの納車整備を行います。

弊社管理車両だったのでコンディションは把握しています。十分な整備を行ってから次のユーザーにお渡ししたいということでプランを立てました。

16Vと異なり8Vはタイミングチェーンなので張り具合を点検、調整すればOKです。

ブレーキホース、ラジエターホース、オイルセンダーユニット、カムカバーガスケット、サーモスタット等を交換します。

エンジンの左下、黄色のコネクタがついているのがオイルプレッシャーセンダーユニットです。
エンジンヘッド奥側のインテークを外したところ。

この横置2リッター直列4気筒エンジンは混合気をうしろから吸い込んで、前から排気を出します。

サーモスタットハウジングの新(左)と旧(右)です。
サーモスタットハウジングをエンジン左側に取り付けました。
各シリンダーにプラグが2本ずつ刺さっているのがわかります。
ラジエターのロワーホースを交換しました。手にもっているのが古いホースです。
インテークのスリーブとバンドもすべて交換します。
インテークを取り付けたところ。
インテークの入口にあるスロットルです。
プラグも8本交換しました。
ブレーキホースの新(下)と旧(上)です。
ショックアブソーバーを前後ともモンローに交換します。
フロントのバネをはめ替えるところ。上が新品です。
こちらはリアのアブソーバー。上が新品。
コトコト音防止のためグリスアップしました。
エンジンルームを清掃したのち、最後の仕上げ中。

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