マセラティ・シャマル(走行18,000km)の納車整備として、タイミングベルト交換一式、オイル漏れ対策としてタペットカバーパッキン等を交換します。 | |
タイミングベルトカバー、タペットカバーを開いて、古いベルトを外します。 | |
エンジン後部のタペットカバーエンドパッキンを交換するためにカバーを外しました。 | |
このカバーが付きます。 カバーの合わせ面に溝が切ってあり、そこに棒状のパッキンをはさみます。 | |
ベアリングを交換し、新しいタイミングベルトを張りました。 | |
カムカバーを閉じてエンジンルームは完成しました。 他にスピードメーターが動かない状態だったのを修理し、バッテリーのところにKILLスイッチを付けました。 マセラティには夜の街が似合いますが「走る」という点では市街地よりも高速道路がいい。それがツインターボを生かせる場所だからです。速さだけであればもっと速いクルマもあるでしょうけれど、たとえばインターチェンジのループから合流して加速していく、その一連の流れが気持ちいい。ともすると荒っぽいイメージがありますが、上手に扱ってあげれば、とてもスムーズで素直なクルマ。タイヤとのマッチングも良いのか、転がり感も滑らかです。ただし限界を超えると暴れるでしょう。 見た目ではなく、シャマルというクルマの心意気みたいなものに心を打たれました。すばらしいクルマです。 |