1993 LANCIA DELTA HF Integrale Evo.I 納車整備レポート (2006/12)

ランチア・デルタ Evo.I の納車整備を行います。

1993年式で走行4万km弱。前後ブレーキのローターおよびパッド交換、タイミングベルト、バランスベルト一式、プラグ、プラグコード、スロットルポジションセンサー、油脂類に加えて、予防整備としてイグニッションコイル、デスビキャップ+ローター、水温センサー、吸気温センサー、メインリレー等を交換します。

エンジン右側のベルト類を交換していきます。

燃料フィルター(黄矢印)も交換します。

2個のカムシャフトプーリーからタイミングベルトを外しました。
タイミングベルト、バランスベルト、各ベアリングの新(左)と旧(右)です。
テンショナーベアリング等を交換して、新しいタイミングベルトとバランスベルトを張りました。
右フロントのタイヤハウスからクランクシャフトプーリーが見えます。
前後ともブレーキパッドを交換しますが、ローターは研磨することにしました。次回はローターも交換しましょう。
研磨したローターはきれいです。

エンジンルームを右側から見たところ。

プラグコードはすでに交換してあります。

エンジン左側の様子。

次からの画像3枚はここからのアップです。

イグニッションコイルとイグナイターが一体になったパーツ。
黄矢印がアイドルエアバルブ、赤いプラグコードが集まっているのがディストリビューター・キャップで、その中でディストリビューター・ローターが回転しています。
スロットルの脇についている黒い部品がスロットルポジションセンサー。
交換した古いパーツ。左から吸気温センサー、水温センサー、アイドルエアバルブ、スロットルポジションセンサーです。

古いパーツたち全景。

お疲れさまでした。

試運転して調子が良いことを確認して完成です。

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