走行距離3万kmのALFA 147GTAを次のオーナーへバトンをお渡しするにあたって、タイミングベルト、ウォーターポンプ、クラッチ交換等の納車整備を行います。リセット作業はある部分「消耗品交換」なのですが、調子が良くなるような工夫を加えながら行う、究極の予防整備でもあります。
アルファロメオやマセラティなど、わたしたちが得意とするモデルを「グースネック名古屋」でご購入いただく場合、ルッソにおける納車整備が安心のオプションであると自負しております。遠方のお客様であっても、一度リセットしておけば1〜2年はトラブルフリーでお乗りいただけるはずです。
下ろしたミッション(写真下)と、ミッションの陰から現れたクラッチカバー(写真上)。
今回、クラッチ板の中心を通るシャフトが錆びていたため、クラッチを踏んだときのフィーリングが良くありませんでした。ここは新しいクラッチ板に熱に強いグリスを塗って対策しておきました。
クラッチカバー、クラッチ板、レリーズベアリングの新(右)と旧(左)。新品が大きく見えるのは台に載っているからで、大きさは同じです。
[ BACK | HOME ]