![]() | LUSSOのストックリストでご紹介した1998年式のファイナルエディション、97,000km。 前オーナーが「正規ディーラーでの整備は信頼できるのかどうか」を確かめるために、ディーラーでずっとメンテナンスを受けてきたワンオーナー車です。 |
![]() | 入庫当初から速度計が故障して動かなかったのでメーター基板を修理しました。 |
![]() | カシャカシャとタペット音が大きいのでタペット調整を行います。 V6エンジンのカムカバーを開きました。SOHCなのでカムシャフトは各バンク1本ずつです。 |
![]() | タペット(黄矢印)の表面はかなり傷がついて荒れています。こうなると調整だけではなくタペット自体を交換します。 |
![]() | 6個とも交換する必要があり、まず1個目を交換したところ。白く見えるのはグリスです。 |
![]() | 左の1個が古いタペット、右の5個が新品です。 |
![]() | すべて交換が済んで古いタペットを並べました。傷がついているだけでなく、中央部分が磨り減って窪んでいます。 ディーラーでタイミングベルト交換はしても、タペットの音が出ていても調整は行っていません。 |
![]() | タペット(黄矢印)調整というのは、写真左下の黄色い柄のついたゲージをエギゾーストバルブ側の隙間に差し込んでクリアランスを合わせることです。 タペットが磨り減ると結果としてクリアランスが広くなってしまい音が出ます。 このあと、カムカバーガスケットとプラグホールガスケットを交換してカムカバーを閉じました。 |
![]() | リフトアップして水(クーラント)を抜きます。 |
![]() | エンジン左側にある短いラジエターホースがパンパンに膨らんでいて、このまま放置すると破れるので交換します。 これもディーラーでは見落としていた部分です。もしも高速道路を走行中に破れていたら、ユーザーに高額な出費を強いることになった可能性が高いでしょう。 |
![]() | 交換後。ホースがスリムになりました。 |
![]() | メーターは最初に修理したのですが、油圧計が動かないため、オイルプレッシャーセンダーユニットを交換します。 黄矢印のところに覗いているユニットを、その上に置いてあるものに換えます。 |
![]() | 黄矢印の3本の燃料パイプも交換しました。 インテークの上に置いてあるのが古いパイプです。 |
![]() | ALFA ROMEOのエンブレムの色が落ちてしまっていたので新しいものに交換しました。このほうが気持ちいいですよね。 |
![]() | クラッチレリーズからオイル漏れしているので交換することにしました。エンジンの左側、バッテリーの下あたりにあります。 これもディーラーがクラッチ交換と同時に換えておくべきだったのではないでしょうか。依頼された整備しか行わないディーラーであれば、ユーザーが「ここまでやってほしい」と主導権を握るべきでしょう。 |
![]() | 上が新品、下が古いクラッチレリーズです。 信号などでクラッチを踏んだままにするとクラッチレリーズの寿命が縮まるので、赤信号ではギアをニュートラルに抜いてクラッチから足を離しましょう。 |
![]() | 新しいクラッチレリーズが付きました。 |
![]() | 納車整備完了です。 あとはタイヤを4本とも MICHELIN Pilot Preceda に交換して、車検を通してから納めさせていただきます。 長く乗られるのであれば、11万kmまでにタイミングベルトとウォーターポンプ交換を行いましょう。 |