1996 MASERATI GHIBLI GT 2.8 納車整備レポート

ショールーム(グースネック名古屋)で展示していたギブリGTです。

今回は納車にあたってクラッチ交換を行います。
まずインテーク(黄矢印)を外します。スターターモーターがインテークの下にあるのです。
インテークが外れました。
フライホイールが見えました。手前にある黒い筒がスターターです。
リフトアップしてマフラーを外します。

以前オーバーオールしたエンジン回りはオイル漏れも見られません。

マフラーとスタビライザーが外れました。
パワステラックも取れたので、プロペラシャフトを切り離します。
プロペラシャフトを外したら、エンジンがすこし動くようにしてミッションのうしろ側を下げて抜いていきます。
「よし、取れた!」の瞬間。ジャッキで下ろしていきます。
ゲトラグ製6速ミッションです。
反対側から見たところ。
古いクラッチ。
右が古いクラッチ板とクラッチケース、左側が新品です。

クラッチ板の溝はまだ残っていますが、結構減っています。良いタイミングだったといえるでしょう。

新しいクラッチを取り付けます。
再びトランスミッションを載せます。
パワステラックブーツの左側が破れていたのとタイロッドエンドのガタが出ていたので左右とも交換することにしました。

写真は右側。左の黄矢印がラックブーツ、右の矢印がタイロッドエンドです。

交換したところ。
後日、足回り交換を行う予定ですが、ここで納車整備を終えて納車させていただいます。

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