トランク内からアクセスするためのフタはあるのですがちょっと狭いのです。そんな狭いところで四苦八苦するくらいなら、ユニットごと外してしまったほうが得策。

先代は 4550x1810x1380 なのに対して、5052x1895x1438 と大きくなり、フロントに 4.2リッター V8エンジンを積んで 400 ps / 7000 rpm 出ているとか。1860kgあるとはいえ、速いわけです。

ちょっとクラシックなムードを纏ったイタリアン・セダン。貫禄があります。

大柄なだけあって、リアシートもゆったり。リクライニングもできますし、電動リアシェードの上げ下げスイッチがリアにもついています。

手前が2リッター、奥が2.8リッター。ともに6速マニュアルです。

これはエンジンルームを左側から見たところ。インテークを外してカムカバーをめくって、カムを固定する専用工具（SST）をはめていくのですが...

ともかくタイミングベルトを張り直して、調整してもらって、このクルマも本来の調子を取り戻すことでしょう。

朝から作業を始めて、わたしが外出から戻ったときにはクラッチ交換が終わり、トランスミッションはバラバラになっていました。個々の部品を丹念にチェックし、清掃し、ベアリングなどは新品で組み直します。

余談ですが、今日フェラーリ456M GTAに乗る機会がありました。フロントにV12を積んだ2+2クーペです。2,000kg近い車重を感じさせない軽快な乗り味が印象的でした。ATだということもあって、550マラネロよりは気軽に乗って出かけることができそう。名古屋市内を走らせていて、ふと思い出したのがポルシェ996カレラ4Sのティプトロ。街乗りのフィーリングがちょっと似ていますが、ポルシェは「実」本位。「華」があるのは456でしょうね。

2台並べるとモデナが大きく見えますが、モンディアルも決して小さいわけではありません。