SHOT 036 - 2005/03/12

マセラティ2台です。外は冷たい風が吹いています。

手前のギブリはオイル交換、奥のレーシングはセルは回るけれどエンジンがかからず入庫、燃料ポンプ交換です。

お客様がギブリの馬力測定をされたところ、252.1ps出たそうです。カーブもきれいですし、悪くない数字です。
レーシングの燃料ポンプ(黄矢印)は左リアタイヤの内側に(燃料フィルターと対になって)ついています。

内部でショートして、その影響でリレーまでおかしくなってしまっていたとか。レーシングでは過去にもあった症状です。

もしもエンジンがかからないときはイグニッションを回したときにうしろのほうからブーンとポンプが作動する音が聞こえるかどうか確かめてみてください。

わたしたちのホームページをごらんくださっているみなさんからご質問、ご相談の投書を頂戴しても(すべて拝見しているのですが)お返事ができておらず大変申し訳なく思っております。

ガレージレポート」をごらんくださっているなら、クルマのメカニズムに多少なりとも興味をお持ちのはず。たとえば、ALFA156 JTSのエンジンのかかりが悪い場合「エンジンの調子が悪いから見てほしい」ではなく「プラグがかぶってしまったかもしれないから見てほしい」というように、自分なりの作業指示をぶつけてみることをお勧めします。そうすれば受ける側も指摘されたところからチェックしていけばよいので楽なはず。そこでなければ他を調べるだけのことです。プロに任せるのもよいのですが、自分の大切な車なのですから(興味のある方は)より積極的に関わっていかれてはいかがでしょうか。結果「おっしゃるとおりプラグがかぶっていたので交換しておきました」と言われればうれしいですし、メカニックからみても「あのお客様はクルマのことをわかってくれている」と喜ぶはず。そうして、オーナーもクルマもシアワセになっていただければ幸いです。