SHOT 094 - 2005/10/14

マセラティ・ギブリのタイミングベルトとウォーターポンプ交換です。

今年はアルファロメオに加えてマセラティにも力を入れているため、納車整備も含めてマセラティの入庫が途切れません。先代クアトロポルテや3200GTも増えています。

タイミングベルトのかかっているカムプーリーのクロースアップ。

よく見るとプーリーの突起部分に当たっているベルトの外側に薄く線がついています。

外したタイミングベルトです。

ベルトだけ見ると「まだ使えるかも」と思うこともありますが、

テンショナーベアリングのほうが心配だったりします。

ベアリングが壊れるとベルトは張りを失って重大なトラブルを招きますから、ベルトとベアリングの交換は同時に行います。また、一旦外したベルトの再利用は行いません。

ラジエターのサブタンクも交換しました。

古くなったタンク(左)は亀裂が入って水漏れの原因となります。

新しいウォーターポンプを取り付けた、すぐ上にラジエターホースがつながるサーモスタットハウジングがあります。その奥(黄矢印)にサーモスタットが見えています。
新しいタイミングベルト、ウォーターポンプ、2個のテンショナーが付きました。

左下の水色の筒はエンジンオイルフィルターです。