SHOT 095 - 2005/10/14

735の車検整備です。

隣のリフトに入っているのはALFA ROMEO 155TS 8V。納車整備中です。

735は入庫したときに点検してもらって、とくに何をしなければいけないというところはなかったのですが、しばらく乗ってみてエンジンオイルとプラグは換えてもらおうと思ってました。

ディーラーで整備されていたようなので心配はないはずですが、自分の知っている銘柄のオイル(MOTUL 2100)でリセットしておきたかったのと、エンジンの回り方がどうも納得いかなかったのでプラグも古ければ換えたかったのです。

左の写真はエアインテークのホースを外して、プラグを抜いたところです。プラグは横から斜めに挿してあるようです。

外したプラグの電極はちゃんと白く焼けていました。ということは、低回転中心の走り方でも問題ないわけですが、すべてイリジウムプラグに替えました。

エンジンオイル、プラグ、ブレーキオイルを交換してもらって、その日の帰りは久しぶりに東山を抜けて帰ることにしました。緩やかなカーブの続く丘越えコースなので、155に乗っているときも2速で回して楽しんでいました。BMW520でも(燃費を気にしなければ)エンジンを回してBMWらしさを楽しむことができました。プラグを替えたせいか、エンジンの回り方が若干シャープになったような気がします。写真でいえばすこしピンボケだったのがピントが合ったような感じ。

BMW735をSPORTモードで踏み込んで上っていくと、回転が上がるにつれて控えめながらエンジン音が響いてきます。「おぉ、いい感じー」と思う間もなく速度が出すぎてアクセルOFF。4,000rpmが限度です。吹け上がりがゆっくりなので、その間にスピードが出てしまうんですね。東山では無理かぁ。いや、待てよ。そうか、ひょっとしたら。(続く)

■付録■ 2005/10/15 雨

先日の「3日連続フェラーリ」に続いて、今日はポルシェ996です。なんとも贅沢な体験です。それはよいのですが雨がしっかり降ってます。「これでも行くんですか」「行きます!」。

行きはカレラ4Sの助手席、帰りはターボの運転席。どちらも4WDなので安心。ちなみにどちらもマニュアルシフトです。第一印象はどちらも乗り味は似ています。どっしりと安定していて踏めば速い。ターボも知らずに大人しく運転していればターボがついていることに気づかないかもしれません。思い切って踏み込むことでドーンと来ます。

驚いたのは雨が降っていても高速走行がヘッチャラなこと。視界が悪いことを除けばスピードを出しても不安はありません。わたしが個人的に乗るようなクルマたちは「夜の雨の高速道路」なんて怖くてスピードが出せませんが、ポルシェは一味違うんですね。かっこよくて、速くて、安心。控えめな外見もわたし好み。996ターボが気に入りました。

「情」に訴えてくるフェラーリと、「理」を追求するポルシェ。異なるキャラの、異なる魅力をそれぞれ楽しませてもらいました。