BX REPORT No.16
BXがキーシリンダースイッチの不調で入庫して10日.ようやく戻ってきました.

■ キーシリンダー交換

ルッソで調べたところキーシリンダースイッチが壊れていたそうです.そう聞いた途端,むずかしい修理ではないだろうけれど「いくらかかるんだろう?」.アルファ155のキーシリンダー1台分がずいぶん高くて驚いた記憶があるのです.

届いた部品はメインのキーシリンダーだけでなく,ドア2個,その他3個,キーが2枚で \17,000(今回の工賃 \8.000).シトロエンのパーツは輸入車としては安いそうです.

新品のパーツっていいですね.見てると「これさえあれば復活するんだ」と頼もしくてうれしくなってきます.交換するのはイグニッション部分だけにして,他のシリンダーは予備にします.ドアとイグニッションのキーが別になりますが大きな問題ではありません.

長屋さんに壊れたキーシリンダーをもらって帰りました.分解して気づいたこと.

  1. ステアリングロックの仕組みは家庭用ドアのそれと似ている(真鍮製の突起が飛び出す)
  2. キーシリンダーの中はグリスだらけ(手は油だらけ)
  3. 実際のスイッチ(接点)部分は直径1cmほどの小さなもの

分解写真 (56KB)をごらんください.キーシリンダーの先端部分にスイッチ部の突起がはまって回転するようになっています.スイッチ部の樹脂の突起が欠けているようにも見えますが,スイッチの接点の一部が黒くなっているので焼き付いたのかもしれません.

自動車ってこういう小さな部品の集まりなんですね.

■ 今回わかったことは

BXが入庫中にEワヤマさんから届いたメールです.

BXでの初めてのトラブル?では二つのことを知りました.

一つめは hisata さんが余裕を持ってクルマと付き合っているんだということです.なかなかのもんでした.どうやって止めれば良いのだろうと聞いて止めたのが余裕なんです.

二つめはやっぱり壊れるんだと言うことです.こんな事いまさら言うのも変ですけど、実は壊れないだろうと思ってました.考えてみれば古いんだから壊れますよね.なんだか嬉しかったりもしましたが、帰り道でその気持ちは消えました.(笑)

また自宅の駐車場にBXが戻ってきました.ちょっと懐かしい.あれ,リアにビバンダム(ミシュランのマスコット)のステッカーが貼ってあります.

それを見て思い出したのですがシロトエンってステッカーをたくさん貼ってあっても似合うんです.シトロエンというクルマは旅行鞄なのかもしれませんね.