■ モディファイ指数は?

今回のレポート車であるランチア デルタ エボIIは74000kmも走っている中古車であり、ランチアであることを考えると、まずはどのような状態であるか把握する必要がありそうです。

機関に関しては今後のレポートで述べるとして、今回はこのレポート車がどのようなモディファイが施されているかにスポットを当てたいと思います。(これだけ走行距離が多ければ、前オーナーは多分何らかのモディファイを施しながら使用していたと思います。また、デルタというクルマは、このクルマの持つヒストリーからしてモディファイを施されているケースが極めて多いことからしてもかなり期待できそうです)


写真1:アルミホイール


写真2:マフラー

まずは、外観で気づくのはアルミホイール(写真1)が異なる点とマフラー(写真が交換されているといった所でしょうか。通常アルミホイールは16インチですが、この車両は17インチに変更されています。また、マフラーに関しては外観はもちろんですが、音と臭いでも交換されていることは分かります。このあたりのモディファイは少し個性をアピールしたい人たちは行っていることでしょう。


写真3:クイックシフト


写真4:ブースト計

では次に場所を車内に移してみましょう。するとどうでしょう、シフトはクイックシフト(写真3)に交換され、ブースト計(写真4)が追加されているではありませんか。デルタにおいて定番といえば定番ですが、ブースト計が追加されているということは・・・。期待を胸にエンジンルームを覗いて見ましょう。


写真5:V.V.C

やはりありました、ブースト圧を調整するV.V.C(写真5)! そして、その他にも金属製インタークーラーパイプ・エアクリーナー・プラグコード等々(写真6.7.8)。簡単に確認できただけでも、これだけのモディファイが施されていました。


写真6:インタークーラーパイプ


写真7:エアクリーナー


写真8:プラグコード

いわゆる定番のモディファイはかなり行われているようです。では今後私は何をしようかと考えるのが楽しみです。