玉切れかと思ったら


前回のレポートで、気になる点と新しく発見した不良個所についてレポートしましたが、修理した玉切れと集中ドアロックをどのようにして修理したのかという点について、今回はレポートします。本来なら、前回のレポートで書かなければならないことであったにもかかわらず、報告漏れしてしまい申し訳ありませんでした。

まず、集中ドアロックの不調に関して。症状としては、ドアロック解除時は問題ないのですが、ロック時に助手席側のドアロックがかからないというものです。これはけっこう不便で、私がいかにしてロックしていたかと言うと、助手席側を手動でロックしてから車から降り、次に通常通りキーでロックするという方法です。しかし、この方法が通用しない場面に直面したとき、たいへん困りました。

その場面とは、道路の左側いっぱいに車を寄せたときです。つまり、助手席側から車外へ脱出しなければならない時、この方法は通用しません。なぜなら、助手席側のロックは、車内から手動でロックしなければ、決してロックがかかることはなく、助手席側から車外へ脱出することは不可能だったのです。私は、他の場所へ車を止めるか、ロック解除のままにするかという選択をせまられ、前者を選んだことは言うまでもありませんでした。

このような不便な状況を打破するための修理だったのですが、これはけっこう簡単に直りました。原因は、助手席側のリンクがひっかかりを起こしていたためで、そのひっかかりを直せば無事動くようになりました。これでめでたく、止めたい時に止めたい場所に車を止められるようになったのです。

次に、玉切れの修理です。個人的にはこの修理は簡単で、電球だけを自分で取り替えてもいいなと思ったのですが、それは大きな間違えでした。修理は、まず左ウインカーのレンズをはずすことから始まったのですが、はずしてみると玉切れではなく配線の問題であろうという判断。配線の修理をすることになりました、と書くと簡単そうですが、これが大仕事。なんと、左ウインカーの配線を見るためには、フロントバンパーをはずさなければならなかったのです。

作業始まること約2時間、やっと目的の配線にたどり着きました。そこでコネクターを見てびっくり、防水してあるはずのコネクター内部には、しっかり水が浸入して、素人が見ても電気が流れるはずがない事が容易にわかる状態でした。そこで、そのコネクターを磨き、錆を取り、水気をしっかり取り除き無事修理完了。

作業合計時間、約半日ちょっとと言ったところでしょうか。前回簡単に修理したと書いたことの詳細でした。