SHOT 022 - 2005/02/10

ステアリングが(急に固くなって)切れなくなったギブリと、バックギアに入らなくなったALFA147セレスピードが入庫しました。
ギブリはステアリングのユニバーサルジョイントの不良でした。

左の写真のような方向(左右)に曲がるだけでなく上下にも自由に曲がらないといけないのですが、固くて曲がらないのです。これじゃ「ユニバーサル」じゃありません。

こうなってしまうとハンドルを回していくときに固いところが出てきてしまうのです。パワステ機能が壊れたのであれば「ずっと重い」のですが、ジョイント不良だと「時々重い」わけです。重いところと軽いところがあると疲れるだけでなく、かなり乗りづらく危険です。思い当たる症状が出たときは早めに対処しましょう。

パワステのないクルマに乗ったことがない人は一度、本来のステアリングの重さを知っておくべきかもしれません。そしてパワステに感謝しましょう。(合掌)

ALFA147セレスピードの現象は、Rに入れるとカシャンと音がしてインジケータには正常にRが表示されるのですがアクセルを入れてもバックしない、空吹かしになってしまうというもの。セレはバックに入れたつもりになっているのだけれど、実際にギアが噛んでいないようです。ということはセレのポンプやアクチュエーターではなく、ミッション本体の問題?

夜、ルッソに戻るとミッションが下りてバラバラになっていました。二人で2時間半でミッションを下ろしたそうです。

しかし、ミッション内部に異常は見られません。ただ、細かい金属片がありました。ミッションケースのバリではなさそう。一体なにが割れたのでしょう?

メカニックさんが部品図とにらめっこしながら思案している横で、わたしは破片を並べていました。最初はスプリングワッシャかと思ったのですが、それにしては径が大きいし、ちょっとちがうような。邪魔をしてもいけないのでわたしは先に帰宅したのですが、その後、それを見たメカニックさんが「これは!」 (次回につづく)

久しぶりに ALFA155 V6(クロイブイロク)に乗ったら、これがまた気持ちいいんです。それほど力はないけれど、踏んでいくときの回転の盛り上がりがそそります。やっぱりアルファのV6は良いです! 「ストックリスト」にある155 V6はわたしが自分で乗りたいくらいですが、乗ったことのない人に乗ってほしい。そしてアルファのV6の魅力を楽しんでほしいのです。ご興味のある方はお問合せください。

追記:
ALFA164QV(白)が入庫しました。9万km以上走っていますがまだ行けそう。エンジンのピックアップが鋭く、軽く煽ってもタコメーターの針がビュンビュン振れます。これはとてもセダンのエンジンとは思えません。アルファのV6が集まってきて、ルッソは「ブイロク屋」になりつつあります。(笑)